2024年9月に55周年を迎えた大阪王将。メモリアルイヤーにさまざまな取り組みを行っているが、9月に神奈川県川崎市・鷺沼に55周年新モデル店舗「大阪王将 鷺沼駅前通り店」がオープン、次いで10月24日に都内初となる「大阪王将 神保町店」がオープンした。これまでの大阪王将と何が違うのか。
■ファミリーも心地よく食事が楽しめる空間
大阪王将は今年55周年という記念の年。それを記念して「55周年新モデル店舗」を展開している。何が“新”なのかというと、まずは店舗の外観や内装。これまでの店舗は赤や黄色の看板に大きな文字で大阪王将と書かれた、親しみやすい街中華の雰囲気だった。
新モデル店では、餃子の形を笑っている口の形と掛け合わせたデザインに「Osaka Ohsho」と「SMILE & GYOZA」の文字を配した新しいロゴを使用。創業者の文野新造さんの「餃子一皿あれば、明日を笑って生きていける。」という言葉を現代風に再定義し、表現している。
店内もこれまでの店舗の街中華のイメージから、ファミレスやカフェのような明るくて温かみのある印象に。ベビーカーでの移動もしやすいように通路も広く設計し、天井が高くゆったりした印象。幅広のクッションシートのある座席で、ゆっくり食事が楽しめるのも、これまでの店舗以上に女性客やファミリー層の利用を想定。カウンター席もあって、1人でサクッと食べたい人にも、家族やグループでゆっくり食べたい人にも居心地のいい空間になっている。
■コンセプトは「野菜たっぷりで“ちょっといい”ランチ」
気になるメニューだが、看板メニューの餃子は健在。それ以外のメニューも基本は大阪王将の味そのものだが、野菜をたっぷり、しかも彩りよく使用しているのが特徴。近年、野菜不足を気にする人が増え、外食でも野菜を食べたいと思う人は多く、また中華=ガッツリというだけでなく、いろいろなメニューを少しずつ食べたい、バランスよく食べたいという風潮もあるという。
そこで、新モデル店では彩りを意識した野菜を使用し、既存店のメニューよりも野菜たっぷりを意識。ランチでもサラダが付く「リフレッシュセット」が登場した。しかもランチセットはすべてドリンク付きで、7種類の中から好きなドリンクを選べる。
コーヒーやコーラといった定番のドリンクのほかに100パーセント果実発酵酢の「美酢」も選べるのもうれしい。また、ドリンクはテイクアウトカップで提供されるので、食事のあとそのままテイクアウトしてもOK。忙しいビジネスマンや、急いで食事を済ませたい人にはありがたい心遣い。
さらにハーフサイズのメニューを豊富にそろえることで、食事の楽しみ方も広がる。ちょっと控えめにしたいという人はもちろん、ハーフサイズを2種、3種オーダーしてリッチに楽しみたい、遅めのランチになったときや小腹が空いたときに軽く食べたい、子どもが食べるのにちょうどいいサイズが欲しい、ちょい飲みのおともにちょっとだけおつまみが欲しいと言ったさまざまな要望に応える。
ランチもディナーも、軽く食べたい午後の時間も、自分に合った選択ができるので、1日中いつ行っても街中華が楽しめる。これまでの大阪王将はもちろんだが、新しいメニューや楽しみ方がある新モデル店舗。街中華が食べたいときはもちろん、野菜たっぷりのランチが食べたくなったら、そしてゆっくり食事をしたくなったら、ぜひ足を運んでみよう。
配信: Walkerplus
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