駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。駅員のあるあるをテーマに描き、駅員の日常が垣間見えるような作品がそろう。今回は、ブログに投稿された「100日後に辞める駅員さん」の中から車中の温度にまつわるエピソード漫画を紹介するとともに、作者に本作のようなクレームなどについても詳しく聞いた。
今日もペン助が駅で仕事をしていると、ある女性のお客さんに声を掛けられる。「今の電車少し寒かったよ?友達も同じこと言ってたよ」と言うではないか!?
その言葉を聞いたペン助は、「あっ…大変申し訳ございません」と急いで謝罪をする。感じ方は人それぞれだと思うが、「一応報告しておこう」と心の中で思ったペン助。
すると、今度はノースリーブ姿の男性がズカズカとやって来て、「今の電車暑すぎるわ!ふざけんな」とクレームを言ってくる。暑さや寒さの感じ方については「どうしよもないんだよなぁ」と思うペン助であった。
――暑さや寒さなどの感じ方は人それぞれだと思いますが、お客さんからこのような声はよくありましたか?
車内のみならず駅構内に対しても暑さ寒さの苦情をもらうことも多かったです。人によって感じ方は違ううえ、「節電しろ」という意見までもらったことがあります。どんな温度にしても文句は言われるのでしょうね。
――最近の夏はかなり暑いですが、車内のエアコンも進化しているのでしょうか?
車内のエアコンが進化してるという話は聞きませんが、これも鉄道会社によると思います。会社によっては50年以上同じ車両が現役で走ってることもありますし、お金がある鉄道会社はすぐに新車両と新設備にできますからね。
車内や駅構内の温度についてクレームを言う人は意外といるようだ。ブログやSNSでは、そのほかの駅員漫画がいくつも投稿されている。駅員の仕事や鉄道に興味があれば、ぜひ一度読んでほしい!
取材協力:ザバック(@theback_blog)
配信: Walkerplus
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