【東京都】世田谷の炊き込みカレーごはん専門店「きいろとしろ」に新作「マトンビリヤニ」が登場

東京都世田谷区若林の炊き込みカレーごはん専門店「きいろとしろ」は、11月1日(金)にリニューアルオープンし、好評の「チキンビリヤニ」に加え、新メニュー「マトンビリヤニ」各1,500円(税込)の販売を11月22日(金)より開始。

香りを軸にした料理とコーヒー

「きいろとしろ」は、炊き込みカレーごはん「ビリヤニ」とスペシャルティコーヒーを専門に提供するテイクアウト専門店だ。

店長の吉田茂雄氏は、長年勤めた異業種を2023年7月に退社し、新たな挑戦として飲食業に飛び込んだ。趣味から始まったコーヒーへの情熱は、その味覚の鋭さを競技会で発揮。コーヒーの香りや味を嗅ぎ分ける「ジャパン カップテイスターズ チャンピオンシップ(JCTC)」において、3度の準決勝進出を果たした。

また、抽出器具・エアロプレスを使った競技会「ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ」の2019年東京大会で優勝。エアロプレスの抽出技術と味の再現性が高く評価された。

吉田氏は、繊細な味覚を活かし、コーヒーや料理、焼き菓子の研究に取り組んだ後、2023年6月に「きいろとしろ」をオープン。「ビリヤニは僕にとって、子供の頃から大好きだった『味のついたご飯』の集大成です。炊き込みご飯という形式の中で、スパイスと香りで自分を表現できる料理。それが僕にとってのビリヤニです」とコメントしている。

ビリヤニは「香りを軸に、自分を表現する料理」であり、その情熱はコーヒーへの深い愛情ともつながっている。

香りを通じて日々の生活に彩りを

リニューアルに際して、店名の「きいろとしろ」に込めた思いを明確にし、料理と香りで購入者に特別な体験を提供することを目指した。「きいろ」はスパイスの染み込んだ部分、「しろ」は香り高いバスマティライスの白い部分を表し、一皿でその調和を楽しむことができる。

「スパイスやコーヒーの香りには、人の心を動かす力がある」と語る吉田氏は、その香りを通じて日々の生活に彩りを加えたいと考えている。

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