出産のとき、助産師が馬乗りに!?クリステレル胎児圧出法って?

出産のとき、助産師が馬乗りに!?クリステレル胎児圧出法って?

こんにちは!助産師のREIKOです。「出産のときに助産師が馬乗りになって、おなかを押された」なんていう、お産の体験談を目にしたことがあるかもしれません。なんて壮絶! 自分もそうなったらどうしよう……と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「あと少し!」のときは?

あと少しで赤ちゃんが生まれそうなのに、なかなか出てこない……といったとき、医師から「おなか押して!」と言われることがあります。これはママの子宮底を圧迫して、赤ちゃんが出てくるのを助けるもので、「クリステレル胎児圧出法」といいます。

 

クリステレル胎児圧出法は、1867年、Kristeller(クリステレル)が初めて提唱した技術で、多くの産院でおこなわれている手技ですが、どのような状況になったらおこなうのかなど、明確に定まっていないのが現状です。そのため、クリステレル胎児圧出法をおこなうかどうかは産院の方針によっても異なります。

 

産婦人科診療ガイドラインでの変更点

今年、産婦人科診療ガイドラインの改定がなされました。そのなかで、クリステレル胎児圧出法施行時の注意点が新たに追加されています。

 

その背景には、クリステレル胎児圧出法の実施状況実態調査の結果、子宮破裂や膀胱破裂などの事例報告や、クリステレル胎児圧出法を繰り返し行ったことが胎児機能不全を進行させた可能性があるなどの事例などがあるようです。

 

産婦人科診療ガイドラインでは、クリステレル胎児圧出法は、急速遂娩が必要なとき、つまり、ママやおなかの中の赤ちゃんの状態が悪く、一刻も早くお産を終わらせたいときの「補助的手段」として実施することが推奨されています。

 

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