最終回説も浮上!M-1グランプリの“フィナーレ感”漂うポスターにファンが不安覚える複数の“要因”

 漫才日本一を決める賞レース「M-1グランプリ2024」(テレビ朝日系)のメインポスタービジュアルが11月21日に公開され、歴代王者が全員そろうラインナップに感動と“不安”の声が集まっている。

 ほぼ1カ月後の12月22日に生放送されることが決まっている同大会。ポスターには、今年のキャッチコピーである「お前たちが一番おもしろい」のフレーズとともに、劇場の椅子に総勢19組の歴代王者が爆笑しながら座っている構図が印象的で、初代王者の中川家・礼二やサンドウィッチマン・富澤たけしなど、現在の審査員を務める重鎮も並んでいる。

 ただ、今年で節目の20回目を迎えることや、2021年から23年までのポスターが前年王者のコンビがメインで写っていたこと、さらには、“大会の顔”ともいうべきダウンタウン・松本人志の審査員としての出演が絶望視されていることもあり、「まさか最終回とかじゃないですよね?」「最終回っぽくて怖い」と心配する声も上がっているようだ。

「2001年に第1回を放送したM-1は、『結成10年以内の若手』を対象とするルールもあってか、第10回にあたる2010年の開催をもって、いったん終了しています。その後、2015年より復活し、今度は参加資格を『結成15年以内』と拡大。今年の開催が、再開してからちょうど10回目にあたる第20回になるため、今回の“フィナーレ感漂う”王者集合のポスターには最終回説が浮上してしまったようです。ただ、関西地区では視聴率30%超えを叩き出すこともある“怪物番組”なので、なかなか終了というのは考えづらいですが、10年を区切りに休止をした過去や、松本への厳しい風当たりなどが相まって、一部ファンに懸念をもたらしているのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 今回の王者勢ぞろいのポスターが20回目の節目を祝うだけの意味合いであることを祈りたい。

(木村慎吾)

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