安産のためにできることとは?

安産のためにできることとは?

妊娠後期にもなると、出産が現実みを帯びてきます。おぼろげだったバースプランを具体的に考え始めたり、「もうすぐだな」と気持ちが高まってきたりする頃ですね。「できることなら安産がいい…」「そのためにできることはやっておきたい […]

妊娠後期にもなると、出産が現実みを帯びてきます。おぼろげだったバースプランを具体的に考え始めたり、「もうすぐだな」と気持ちが高まってきたりする頃ですね。「できることなら安産がいい…」「そのためにできることはやっておきたい…」などの思いもあるのでは?出産に向けて心の持ち方を考えてみましょう。

安産の鉄則は存在しない?

あまり時間がかからずスムーズに生まれた場合を指すことが多い「安産」。実は、医学的な定義はありません。分娩時間の目安は、初産で12時間から15時間、経産婦ではその約半分と考えられています。それよりも早く順調に出産した場合は、安産といってよいでしょう。反対に、初産婦で30時間以上、経産婦で15時間以上かかると遷延分娩(難産)とされています。妊娠37週を過ぎ、いつ生まれてもよい正産期に入ったり、予定日を過ぎたりしても兆候がないと「早く産みたい」という気持ちが強くなって、様々なことを試みる人もいるようです。例えば、栄養ドリンクを飲んだり、焼肉を食べたりすると産気づく、などというウワサがありますが、これは根拠のないもの。

足を冷やすと陣痛が弱くなるというのも迷信です。また、「会陰をオイルマッサージすると、切開しないで済む」という説も、痛みの緩和にはなるかもしれませんが、出産の進み方によっては、切開もやむを得ないことがあることも認識しておきましょう。さらに「股関節を柔軟にしておくとよい」という話も耳にします。よい影響も考えられますが、安産に直接結びつくとは限らないようです。どれもしてはいけないことではありませんし、刺激になり得るかもしれません。でも、効果のほどは分からないので無理のない程度に。何よりこの時期は、体調を整え、落ち着いて過ごすことが大切ですよ。

逆子を直す方法はある?

赤ちゃんは、妊娠29週くらいまでは羊水の中で動き回っていて、30週頃から頭を下にした姿勢に収まります。頭を上にした「逆子」であった場合、心配する妊婦さんも多いのですが、そのままの状態が出産まで続くと決まった訳ではありません。実際に30週で逆子であるケースは約15%から29%といわれていますが、分娩時まで続くのは約3%から4%程度なのだとか(※)。最終的には正常な位置に収まってくれる赤ちゃんが多いといえますね。四つん這いや仰向けになって行う逆子体操というものもありますが、効果は実証されておらず、赤ちゃんの姿勢をコントロールすることは難しいと考えてください。何とかしてあげたいという思いはよく分かります。でもここは、赤ちゃんを信じて、その力に任せましょう。
※23rd Edition Williams Obstetrics

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