スコット・デリクソンが『ラビリンス/魔王の迷宮』続編で監督を務めるようだ。1986年に公開されたデヴィッド・ボウイ、ジェニファー・コネリー主演作は、興行成績こそ振るわなかったものの、関連小説やコミック本、毎年恒例の仮面舞踏会など、今でもカルト的人気を誇っている。
そんな同作の続編に向けては、『マペット・ショー』などでおなじみのジム・ヘンソンによる前作のストーリーを基にマギー・レヴィンが執筆する。
前作ではジェニファー演じる10代の少女サラが、ゴブリンの魔王ジャレスに連れされられた異母弟トビーを救い出す姿が描かれたが、新作はそのストーリーの続きという展開になるようだ。
前作に参加したヘンソンの子供であるリサとブライアン・ヘンソンがプロデューサーを務める一方、『ドクター・ストレンジ』などでおなじみのデリクソン監督がC・ロバート・カーギルと共に製作総指揮も兼任する。
そんな新作が決定したデリクソンは、『ドクター・ストレンジ』続編も手掛ける予定になっていたが、「創造的な意見の相違」を理由に降板していた。しかし、引き続き製作総指揮は務める予定となっており、監督に決定したサム・ライミを全面支援している。