離乳食インストラクターの中田馨です。3回にわたって「噛む大切さ」についてお話します。前回は、噛むことは脳に刺激を与えることをテーマにお話ししましたが、今回は「噛むことは肥満を予防」がテーマです。
噛むことは肥満も予防する
よく噛むと、脳の満腹中枢が「もうおなかいっぱいだよ」という指令を出します。赤ちゃんが、あっという間に食べ終わらないよう、大人は「カミカミしようね」と声をかけたり、次々に食べ物を口の中に入れないなどの工夫も必要です。
子どもの肥満はなぜ良くないの?
子どもが肥満になる原因は生活習慣にあると思います。
・食生活の乱れ
・運動(遊び)が少ない
・睡眠不足 などなど
食事・睡眠・運動の3つの生活習慣は大切なんですね。そのなかで、「噛む」ことで改善していけるのが食事。ダラダラ食べをするのではなく、規則正しく食べることが大切です。
そして、食事の中身も改善していきましょう。幼児期までに体にしみ込んだ生活習慣は、将来の生活習慣にも影響します。それが将来の生活習慣病につながったら?と考えると大人の役割は重要。子どもの生活習慣を決められるのは大人だけだからです。
配信: