「グチるときは事前申告」で不要なすれ違いは減る?

第1037回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
人によっても異なりますが、パートナーや友だち、同僚、両親、子どもなど、日々いろんな人たちと接する機会があるもの。たわいのない会話もあれば、真剣な悩み相談やグチを言ったり聞いたりすることがありますよね。でも、相談されたと思ってアドバイスをしたら「聞いてほしいだけだったのに…」と返答されてしまうことも…。こういったすれ違いは、ちょっとしたひと工夫で解消できるかもしれません。

「グチるときは事前申告」で不要なすれ違いは減る?

グチを言いたいときは事前申告するべき?

現在Twitter上で話題になっているのが、ヤギの人@yusai00さんが投稿した以下ツイートです。

“誰かにグチを言う時に「すまんがグチらせてくれ!アドバイスは不要だ!ただ聞いて共感してくれ!」と言えば、余計なこと言わずにただひたすら共感してくれる人はけっこう多いと思う。なんなら「グチらせてくれ!」の一言だけでも良い。こちらも「よし!好きなだけグチれ!」という気になる。”

投稿主のヤギの人さんの考えとしては、ただグチを言いたいだけなのか、相談にのってほしいのか、曖昧な部分を事前申告して明確にすることで、「聞いてほしいだけだったのに」、「アドバイスはいらなかった」といった不要なすれ違いを軽減できるというもの。

この考えに多くのTwitterユーザーは共感しているようで、前述のツイートは、リツイートといいねを合わせると、5万5000件以上のアクションが起きています。

とくに、男性は女性から話をされた際に、「相談されていてアドバイスをしたほうがいいのか」それとも「グチを聞いて共感したほうがいいのか」がわからずに、悩むことが多いと言われがち。そんなときに、「グチを聞いてほしいだけだから」、「相談にのってほしいんだけどアドバイスくれる?」といったように、話し始める前にひと言付け加えるだけで、お互いに気持ちよく会話ができるかもしれません。

夫婦のなかにも夫・妻と会話がかみ合わないと感じている人も少なくないと思いますが、そういった場合は今回紹介したような方法を試してみてはいかがですか?
(文・山手チカコ/考務店)

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