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寒さで体が冷えると体調を崩して、最悪の場合命にかかわることもあります。冬の災害時には暖房器具を思うように使えないこともあり、寒さにさらされやすい環境になります。寒い時季の災害に備えて、対策グッズをしっかり準備しておきましょう。
今回は、寒さ対策のためのおすすめアイテムを紹介します。
災害時の寒さ対策が命にかかわるほど重要な理由
寒い時季の災害では、低体温症が心配されます。真冬に発生した能登半島地震では低体温症により亡くなった人もいたことが報告されています。
低体温症は深部体温が35℃以下になった状態のことで、意識障害、心臓や肺の機能低下などを引き起こし、最悪の場合は死に至ります。乳幼児や高齢者は特に低体温症になりやすいとされているので注意が必要です。
低体温症を起こさないためには、体を温めること、濡らさないこと、保温することが大切です。
災害時の寒さに対処することは、命を守ることにつながります。低体温症のリスクはもちろん、寒さに耐える苦痛を少しでも減らすために準備をしておきましょう。
配信: 防災ニッポン