丘の上から瀬戸内の絶景を優雅に楽しめる隠れリゾートホテル
ベラビスタ スパ&マリーナ尾道(旧ベラビスタ境ガ浜)が2025年1月14日のチェックアウトを最後に営業休止となりました。

ベラビスタ はイタリア語で “Bella Vista(美しい眺め)” 。館内の雰囲気も食事も素敵なホテルですが、ここならではの魅力はやはりその名の通り、美しい眺め。
それを楽しむための「ザ・デッキ」が設けられたりと、日常や時間を忘れて過ごせる場所でした。
元々は造船会社のお客様のための “迎賓館” として1973年に開館した建物でしたが、2007年にホテルとして一般利用客を受け入れスタート。
これまでにも「全室オーシャンビュー」にするなどリニューアルが行われてきましたが、開館からおよそ50年という節目にあわせて全館建替えのプロジェクトを本格始動します。
ベラビスタ建替えプロジェクト、開業は2027年を目指す
現在の「ベラビスタ スパ&マリーナ尾道」の客室は標準タイプでも50平米という広さで、敷地内には大浴場・レストラン・ラウンジ…といずれの場所でも多島美が織りなす瀬戸内海の景色を堪能できる構成になっています。
メインダイニング「エレテギア(薪火料理)」はフランスの革新派美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ(Gault&Millau)2020」で3トック(=★ではなくトックで評価)を獲得しています。
さらにデザイン賞も受賞している「リボンチャペル」も。優雅な時間が流れるベラビスタの雰囲気は、個人的に筆者の憧れの場所でもあります。
建替え後のホテルは2027年の開業を目指していくとのことですが、全館建替えプロジェクトの詳細については未発表(2025年1月時点)。支配人コメントは以下より。
ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道は52年間地域の方ならびにファンの方に支えられ、このたび節目を迎えました。
永年のご愛顧に深く感謝を申し上げます。今後も瀬戸内で最もせとうちらしいホテルを目指してまいります。引き続き温かいご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2027年、これまでにないリゾートのかたちを提案する新しいホテルにご期待ください。
これまでにないリゾートの形とは、一体どのようなサービスでしょうか。どんなホテルになるのか、楽しみです。
配信: 広島ニュース 食べタインジャー
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