最近は努力せずゆったり貯める「ゆるポイ活」が主流。ただ、その中でも効率よく、上手にポイントを貯めたり使ったりしたいですよね。そこで、節約アドバイザーの丸山晴美さんに「ゆるポイ活」を上手に行うコツを聞きしました。
なお、今回ご紹介する情報はすべて2025年1月時点の取材情報を基にしています。
みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。
お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「ゆるポイ活のコツ」!
コツ1:経済圏を選んでポイントを絞り込む
気づいたらポイントが貯まっていた、という状況を目指す「ゆるポイ活」。それを実現するには、貯めるポイントを絞るのがコツです。メインで貯めるポイントは2つか、多くても3つくらいに決めると貯めやすくなります。
ポイントを絞る際は、「ポイント経済圏」を意識することが大事。ポイント経済圏とは、リアル店舗やECサイト、銀行、証券、携帯電話など、生活のさまざまなシーンで同じグループ(あるいは提携グループ)のサービスを利用し、ポイントを効率的に貯めたり使ったりできるサイクルのことです。
現在の主なポイント経済圏には以下があります。
・楽天経済圏
・ドコモ経済圏(dポイント)
・au経済圏(Pontaポイント)
・PayPay経済圏(ソフトバンクグループ)
・Vポイント経済圏(2024年春にTポイントを統合)
・イオン経済圏(WAONポイント)
どの経済圏を選ぶのが良いかは、クレジットカードや通信会社、生活圏などで、貯まりやすいポイントが変わります。
また、せっかく貯めても、使う場所がないと期限切れになって無駄になってしまいますから、貯まりやすさだけではなく、使いやすさもチェックして選ぶことが大切です。
コツ2:主要経済圏じゃないポイントもチェックしてみる
私は主に楽天ポイントとリクルートポイントでポイ活しています。リクルートポイントは主にリクルートカードを利用して貯められるポイント。リクルートカードは年会費無料かつポイント還元率が1.2%と高く、公共料金の支払いなどでもポイントが貯まりやすいのです。
先にご紹介した「主なポイント経済圏」の中には入っていませんが、リクルート系サービス(じゃらんnetやホットペッパーグルメなど)やAmazonなどで利用できます。また、Pontaポイントやdポイントに交換できるので、au経済圏やドコモ経済圏でも使用できとても便利です。
このように、経済圏そのもののポイントでなくても使い勝手が良いポイントもけっこうあります。自分のクレジットカードや利用範囲をよく見直して、上手に選ぶようにしましょう。
配信: サンキュ!