家の中には、赤ちゃんの事故・けがにつながる危険がいっぱいあります。とくに赤ちゃんが動けるようになってくると事故が増えてきます。ママ・パパたちは協力して室内のあちこちをチェックして、早め早めの対策を心がけましょう。リビングでの事故の危険性について小児科医の山中龍宏先生に聞きました。
よく動く4カ月以降はいろいろな事故が…。今すぐお部屋をチェック
4カ月以降は、首がすわり、動きが活発になる時期。寝返り前でもよく動き、ソファなどから転落することもあります。寝返りやおすわり・はいはいを始めると、見たものに手を出し、なんでも口に入れるようになるので誤飲・誤えん・窒息の恐れも。赤ちゃんの行動範囲が広がると目を離したすきに起こる事故が増えるので、成長を見越して対策をすることが重要です。おすわり・はいはいのころに起きやすい事故について解説します。
【室内での転落事故】チェアやソファから転落して打撲
チェアからの転落は、離乳食が始まると増える事故です。ベビーチェアを使うときは必ずベルトをしましょう。ベルトをしないと、座ったままバランスを崩すほか、座面に立ち上がってしまって転落することもあります。
ソファからの転落は、寝返り前でも動いて落ちるので、目を離すのはNGです。大人がその場を離れるときは、赤ちゃんをベビーベッドに移動するか、床に下ろしましょう。
配信: たまひよONLINE