イジメに負けなかった小2の私[26]
性根先生に言われ、給食を時間内に食べ終われなかったまるさんと中川さんが恐る恐る手をあげました。すると、
「まるさんとー、中川さんね」
薄笑いを浮かべる性根先生に、「今度は何?」とビビるまるさん。
すると、「中川さんは、あと何が残ってる?」性根先生にたずねられ、
「牛乳半分です」と答える中川さん。
「じゃあ、グイっとすぐ飲んで!」性根先生にそう言われて「・・・はい」と返事をする中川さん。
そして、つかつかと性根先生が歩いて行った先は、
まるさんの所!
「あら。まるさんはごはんが『半分も』残ってるわねぇー」
笑いながら言う性根先生。
突然険しい表情になったかと思ったら、
「ご飯。かしなさい」と手を出して言う性根先生。
まるさんは「!?」と訳がわかりませんでした。
まるさんのご飯を持った先生が、スタスタと歩き出す姿を見て、
「先生、何を・・?」と驚きながらじっと見つめるまるさん。
スタスタ歩いたまま教室を出て行き、「ピシャッ!」と扉を閉めた先生。姿が見えなくなった性根先生が何をしているのかと思っていると、
「ジャーーーッ!!」
突然聞こえて来た水を流すような音に、
「一体何がっ!?」
と教室で驚くまるさんなのでした。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
え?性根先生!?一体何を考えているのか、毎回頭を悩ませてしまいますね。
配信: ママ広場
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