娘を捨てた私[2]「ママはあなたが嫌い」小さな頃から義母にすりこまれた嘘
義母はリコちゃんが産まれてから、徐々にミサキさんからリコちゃんを遠ざけていきました。
「ミサキさん、リコちゃんは私が見ているから、あなたは夕飯の準備をしてちょうだい」義母にそう言われて「はい」と返事をしたミサキさん。すると義母は、
「ママは忙しいから、おばあちゃんと遊びましょうね」笑顔でリコちゃんに言いました。
またある日のこと。「リコ~」おばあちゃんと楽しそうに話しているリコちゃんの所にやって来たミサキさんが、「今日はお散歩行こう」と声を掛けると、「ママはリコちゃんのことが嫌いだから、どこかにリコちゃんを捨てに行くかもしれないわね」と義母がリコちゃんの耳もとで囁きました。
すると、「私、おばあちゃんといる!!」そう言い放ったリコちゃんに「え・・・」ミサキさんはビックリ!
「私、おばあちゃんがいい!」と言い張るリコちゃんに、「でも・・今日はママと一緒に行かない?」とミサキさんが言うと、
「いや!!」強く抵抗するリコちゃんに、「ミサキさん、リコちゃんがこんなに嫌がっているのわからないの?」と怒り出す義母。
「リコちゃんはおばあちゃんと一緒に行きましょう」義母がそう言うと「うん」リコちゃんが答えて2人で去って行きました。
そして、二人っきりになった所で義母は、
「この間、ママは『リコちゃんの事が大嫌い』って言っていたのを聞いたのよ。リコちゃんのことはおばあちゃんが守ってあげるからね」
義母にそう言われて、リコちゃんは「うん」と静かに頷きました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
配信: ママ広場
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