イジメに負けなかった小2の私[27]
給食を時間内に食べ終わることができず、ご飯を半分残してしまったまるさん。そのご飯を性根先生が取り上げ、教室を出て廊下に。すると突然
「ジャーーーーッ!」
水を流しているような音が聞こえ、「なんの音・・?」と驚くまるさん。
すると、ガラッと扉を開けて性根先生が戻って来たかと思うと、スタスタとまるさんの所に歩いて来ました。
「まるさんハイ!食べなさい」なんとも言えない笑顔で性根先生が差し出したのは、ご飯の入ったお椀に水がたっぷり入ったもの。
そして、
「お茶漬けってご飯サラサラ食べられるでしょう?それと同じ。『水ごはん』よ」
性根先生の言葉に「先生、何言って・・」と呆然とするまるさん。
「早く食べられないなら工夫しないと。だから先生、『まるさんのために』考えたのよー」
平然とそう話す性根先生に、みるみる顔が青ざめるまるさん。
すると、
「みんなは今日、まるさんが食べ終わるまで、お昼休み遊びに行けません」
突然性根先生がそう言い出し、教室内は「えーーーっ!!」と批判の声が殺到しました。
そして、
「卵ー!はやくたべろってー」
「校庭の場所取られるやん!はやく-!」
クラスの生徒たちに急かされて「うっ・・」と追い詰められた気分になったまるさん。
「ええいっ!!」
考え込んでいたものの、覚悟を決めてグイっと飲んだのでした。
すると、「!?」口の中に激しい違和感を感じ、みるみる顔が青ざめてしまいました。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
ま、まるさん!大丈夫ですか!?性根先生の薄笑い、絶対に何かを企んでいそうですね。
配信: ママ広場
関連記事: