
プレミアムフライデーの恩恵を受けていないから関係ない?
現在、さまざまな企業がプレミアムフライデー向けのキャンペーンやイベントなどを実施していますが、よく耳にするのは「プレミアムフライデーで仕事を早めに切り上げている人を見たことがない」ということ。たしかに、筆者のまわりにもプレミアムフライデーを実行している人は見当たらず…。そういった状態なので、ネット上では「そもそも恩恵を受けていないから、月末が月初に変わったところで関係ない」と考える人が散見されます。
また、Twitterを見てみると、以下のようなツイートも…。
“プレミアムフライデー月初になるかも?いや、月末も月初もやることはいっぱいある…なんなら月半ばにしてくれ…てか、販売の仕事をやってる私には何の恩恵もない。販売の人とかサービス業の人とかのことも考えて…
#プレミアムフライデー“
“プレミアムフライデーが月初になるかもしれないって?
てか、月末とか月初とかいう問題でもないと思うけど。
『消費を喚起』するためって言われても、遊びのための消費にまわせるお金は1ヶ月どのくらいって大体決まってるし、プレフラが月初になってもそれは変わらない。
結論→給料上げてくれ。“
他にも、「給料据え置きで祝日を増やしたほうがいい」などのツイートもありました。さらに、Twitterのアンケート機能を使った、清澄千章 さん@KiyosumiTiakiのアンケートツイートには1万9248票も集まり、以下のような結果に。
Q.プレミアムフライデーが月初になるかもという話が出ていますが、貴方はどうして欲しい?
・月初がいい(6%)
・月末がいい(6%)
・そもそも要らない(35%)
・経団連が無くなった方がいい(53%)
…という辛辣な結果になっています。53%の票を集めた「経団連が無くなった方がいい」を除外して考えたとしても、次点は「そもそも要らない」。プレミアムフライデーが導入されていない企業で働く人が多い現状のなか、実施するタイミングをずらしたところで、あまり意味はないのかもしれません。
みなさんは、プレミアムフライデーがどのように変われば、よりプライベートが充実すると思いますか?
(文・山手チカコ/考務店)