理想の部屋を作るイケア的空想術

理想の部屋を作るイケア的空想術

第2回 家族で楽しむ「イケア」攻略法
子ども部屋を海外の子ども部屋のようにかわいくイメージチェンジしたいと思っても、ちょっぴり自分のセンスに自信がない…。 そんなとき参考になるのが、イケアのショールームだ。

イケアのショールームでは、部屋を使用する家族の構成や年齢、趣味や仕事を想定した“ルームセット”を展示している。ルームセットのなかに入ってテーブルを触ったり、ソファや椅子に座ってみたりと、リアルな生活空間を体感できるのが特徴だ。

そこで、ママテナ世代の参考になりそうなルームセットをIKEA船橋でピックアップ。広報スタッフに各部屋のおすすめポイントを教えてもらった。

和室の押し入れが、子どもの隠れ家に変身!

和室もイケアの手にかかればかわいらしい子ども部屋に様変わり。奥が子ども用の机、手前がパパの机と、親子が一緒に過ごせる空間を実現している。

「押入の下の段が子どもの遊び用スペースになっています。発達心理学によれば、子どもたちは狭いスペースに入ると安心できるそうです。隠れ家風のスペースにはそんな理由を持たせています」(IKEA広報担当者 以下同)

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気分はお姫さま?  ベッドキャノビーでガーリー度満点

子どもだけでなく、ママの心もわしづかみにする4~6歳の女の子の部屋。おままごとのキッチンセットやカフェカーテンが付いた棚をディスプレイしている。

「ベッドの上にベッドキャノビーを設置するだけで、部屋のなかに自分だけの空間ができ、不思議と安心するようです。例えば棚だけだったり、ベッドキャノビーだけだったりと、ルームセットの一部分を自宅の部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか?」

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帰宅の遅いパパ向け! パパスペースで家族一緒の寝室を

このルームスペースは、「パパは仕事で遅く帰ってくる」「家族で同じ寝室を使いたい」「子どもは小さくママと一緒のベッド」など、細かい設定を元に作られている。

「パパのベッド脇のカーテンは、読みたい本があるときなどに仕切るためのものです。スマホやメガネを1カ所に収納できるように、ウォールポケットも設置してみました。ほかにも、ワードローブのなかに施したちょっとしたアイデアなどは、収納テクとして参考にしやすいと思います」

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イケアに直接行くのが難しい人は、ウェブサイトからダウンロードできる「IKEA Home Planner」を利用するのも手。このソフトウェアを使えば、部屋の大きさに合わせて設定したキッチンやダイニングに、好みの家具を配置していくことができる。引っ越した後の空間プランや自宅のイメチェンの参考になるだろう。

家具やインテリア単体ではなく、生活空間そのものをイメージさせるイケアのサービス。上手に活用して、理想の部屋作りを実行してみては?
(川野ヒロミ+ノオト、写真撮影/川野ヒロミ)

IKEA船橋
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2006にオープンしたイケアの日本初の店舗 JR京葉線・武蔵野線 南船橋駅からすぐ。 (東京駅より京葉線快速で25分) 京成電鉄 船橋競馬場駅から徒歩15分 〒273-0012 千葉県船橋市浜町2-3-30
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