●貸切風呂がある温泉デートがおすすめ!
夫をデートに誘うのに、余計なプライドや羞恥心はまるで必要ないと語る三松氏。
「まずは、”“どうして私からデートに誘わなければいけないの?”という無意味なプライドは捨てましょう。そしてこの数カ月、スキンシップがないというご夫婦は、デートする時も、スーパーに行く時も手をつなぎ、夫の袖をつまんだり、触れて触れて触れまくることが大切。お互いが努力して思い切り触れ合わなければ、夫婦仲はさらに冷めていく一方ですよ」(三松氏 以下同)
結婚後は次第にイベントが減少していくもの。だからこそ、全力をかけて夫婦のイベントを作り、盛り上げていくことが必要だという。
「二人で食事するときはファミレスではなく、いつもの数倍オシャレをしてレストランに…。お子様を預けて日帰り温泉に行き、夫と2人で貸切風呂に入るのもいいですね。既婚男性は、この手の仕切りが苦手な生き物なので、非日常の空間でデートを楽しむ企画を妻側からドンドン考えて提案していきましょう。そしてイベント時は、若いお姉さんのようにテンションを上げ、ひとつひとつの出来事に感動し、表現することが大切です。決してシラーッとしてはいけません(笑)」

●子どもが寝たらママオーラは封印
さらに、夫がデートに誘いたくなる魅力的な妻になるための「女オーラ5カ条」を教えてくれた。
1.子どもが寝たらママオーラは引っ込める
2.下着は夫の好みに合わせる
3.たまにはボディラインがくっきり出る洋服を着る
4.二人きりの時間を必死に作る
5.穏やかな語り口調を練習する
もちろん、これらの妻の行動がすべての夫に効果をもたらすとは言えないが、夫婦のスキンシップやセックスレスを放置していると、将来的にも大問題につながるという。
「近年は、さらにSEXが苦手な夫が増加していますが、もしも妻側がそうではないとしたら、これは明らかなミスマッチング。“SEXがすべてじゃない! 彼は収入もあるし顔もいいから結婚したのよ!”と性欲をバカにしていると、自分が40、50歳代になった時、性欲をもてあまして大変なことになることを忘れずに…。性の不一致から他のことでもケンカするようになり、離婚するケースも多々あることを知ってほしいです」
スキンシップは人間の三大欲求のひとつ。「おざなりにして、1人で悶々と悩んではダメ」とアドバイスを贈る三松氏。もしも心が満たされていなければ、一度夫とトコトン話し合い、三大欲求をフルフルに満たすことを目標に、まずはデートから始めよう。そこから徐々に、スキンシップの改善に努めてみてはいかがだろうか。
(取材・文/吉富慶子)
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