大姑と姑から「シゲ子」か「トヨ子」にしろと強くいわれている
ネット掲示板に投稿された悩みのなかに、「出産予定の赤ちゃんが女の子で、“大姑と姑から子どもの名前をシゲ子かトヨ子にしろ”といわれている」というものがあります。
ママである投稿主としては、「千佳」や「美樹」といった誰でも読めて書ける、それでいて健やかに育ってほしいという願いを込めた名前にしたいそう。しかし、姑たちとしては、「シゲ」か「トヨ」をつけないと、早死にするか大成せずに、ロクでもない人間になるという考えを持っているのだとか。
明治安田生命の「名前ランキング 生まれ年別ベスト10」を見ると、大正9年あたりまでは、カタカナ表記の名前も含まれているので、そのくらいの年代に生まれる子であれば違和感はないかもしれません。ですが、平成生まれの子にシゲやトヨは一般的ではなさそう。ガンコな姑たちを納得させるにはどうすればいいのか、さまざまな回答が寄せられています。
姓名判断の専門家にお願いする?
シゲ子を回避するためには、「夫にきっぱりと断ってもらう」のがベストかもしれませんが、夫は姑たちの剣幕に押され気味…。
集まっている回答のなかには、「桃代」で「トヨ」、「詩芸子」で「シゲコ」というように、カタカナではなく漢字にすればいいのではないか? と提案する人もいますが、これもNG。姑たちはカタカナ表記にこだわりがあるといいます。
そこで方法としては、姓名判断の専門家に名前を選んでもらい、「専門家が推薦している名前だから」と、姑たちを納得させる案。ほかには、「名前は生まれてきた子どもの顔を見てから決めます」や「お義父さんの名前の字を一字入れたかったんです」と舅の名前から一字とった名前を提案するといったアドバイスもありました。
姑たちの気持ちも大切ですが、わが子の名前は夫婦で考えた名前にしたいもの。投稿主が思い通りの名前をつけてあげられたことを願うばかりです。
(文・山手チカコ/考務店)