今年も年末を迎える時期になってきて、大そうじを始めようと思う方も多いのではないでしょうか。それと合わせて、家計もそうじ(しばらく手を付けないでそのままムダな支出になっているものを見直すこと)をしてみてはいかがでしょうか。
家計のご相談で多く出てくるムダになりがちな項目を3つお伝えします。
1.使っていないクレカやジムの利用権は解約を
現在は利用できるお店やサービスの増えたクレジットカードですが、年月の経過とともに枚数も増える人も少なくないと思います。生活環境やお仕事などによって使い分ける人も多いと思いますが、特段の理由がない人は支出の管理やセキュリティの面から2~4枚を目途にカードの枚数を減らしてみましょう。
使っていないカードや利用頻度に対して、年会費の高いカードは解約候補です。 また、会員制のスポーツジムや習いごと、スーパーマーケットなどを以前は利用していたものの現在は利用していないのにそのままと言う人もいると思います。
1年毎に支払ったり手続きしたりすればその機会に止めることもできますが、自動更新で口座振替やクレジットカード決済で年会費だけ払いっぱなしのこともあるので、使っていない利用権・会員権などがないか確認をして、ある場合は退会や休会の手続きを取りましょう。
2.有料のサイトやアプリで使っていないものも解約を
スマートフォンでも携帯電話(いわゆるガラケー)でも、月額利用料がかかるサイトやアプリに登録したものの、最近では使用頻度が低いものや使っていないものはありませんか?単体では料金が安いのでそのままにしている人もいると思うのですが、仮に月300円としても、1年で3,600円、5年で18,000円になりますので、解約できるものがないか改めて確認しましょう。
また、サイトやアプリに直接課金されているのではなく、携帯電話の基本料金や通話・通信料金と合わせて支払うものタイプのものや、携帯電話会社が提供しているオプション(とくに契約時に一定期間期間無料で現在使わないもの)も同様です。携帯利用料金の明細やクレジットカード・口座振替の利用履歴を年1回は確認して、そのときに使っていないものはないか確認する習慣にするといいでしょう。
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