「元気?」「久しぶり!」は使いがちだけど…
しばらく連絡を取っていない人やちょっと時間を持て余しているなという時、「元気?」「久しぶり!」という言葉から始める人はきっと少なくないはず。鉄板の挨拶でもあるこの言葉、じつは相手を困らせている可能性大。
こういったメッセージを受け取った側は、「結局用件は何なの?」と感じることが多いのだとか。また、「元気だよ、そっちは?」というお決まりのパターン以外思いつかないという人も多く、返信に困るのがホンネのようです。

ゲームの招待は正直“ウザい”
LINEには、「ディズニーツムツム」や「LINEポコパン」といったゲーム機能も付いています。これらの多くは、友だちに招待状を送るとコインを獲得出来たり、レアキャラクターがもらえたりするのですが、そのために友だちに招待状を送りまくるという人も…。実際、心当たりがある人もいるのではないでしょうか。
「本当に楽しくてゲームに誘ってくれているならいい」という意見もありますが、そのほとんどは否定的な意見。
特に、普段あまり親しくしていない人や疎遠になった人からゲームの招待状が届くと、不快に感じる人は多いようです。しかもこの場合、「困る」という問題よりも深刻で、ブロックされてしまうことも…。
どうしてもアイテムが欲しくて招待状を送る時には、「招待するだけでアイテムがもらえるから無視していいよ」「一回だけ招待させて」など、ひと言添えると少しは印象が変わるかも?
スタンプだけはNG!
LINEはスタンプの種類も豊富。お気に入りのキャラクターはもちろん、ちょっと気が抜けるようなスタンプや面白系スタンプなども充実していて、ついつい買ってしまうし、ついついたくさん使ってしまう…。でも待って! スタンプのみで会話しようとしてない?
便利でかわいいスタンプも、使いすぎてしまうと印象はあまりよくないようです。自分は文字を打っているのにスタンプのみが返ってくると、「片手間でやっているのでは?」「めんどくさいの?」と思われてしまうこともアリ…。
また、スタンプとは少し違いますが、絵文字を多用しすぎる人も要注意。「文字が見づらい」と感じる人は意外と多いのだとか。
スタンプや絵文字を使うなとまでは言いませんが、自分が普段どの程度使っているか振り返ってみて「多すぎるな」と感じたら、バランスを調整してみるとよさそう。反対に、全部文字だけという人も冷たい印象を与えてしまう可能性もあるので、適度にスタンプや絵文字を入れるとより自分の気持ちが伝わりそうです。
ほかにも、「やたらと文章が長い」「既読スルーが多い」なども注意すべき点といえそう。LINEはあくまでもコミュニケーションツールのひとつ。相手のことも考えて使うと、よりその効果を発揮してくれるのではないでしょうか。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)