赤ちゃんも参加!0~2歳
保育園での運動会は、0歳児から参加する場合も多い。自分でできることが少ない乳幼児たちは、どんな競技をするのだろうか。
◆0歳・乗り物競争
段ボール箱で作った車や、魔法のじゅうたんに見立てた座布団などに子どもをのせ、親が引っ張って競争する。0歳児のかわいさを眺めるのが主となる競技。0歳児では、月齢によってハイハイができる子とできない子がいるため、自力で移動する競技はあまりない。
◆1歳・果物狩り競争
手にかごや箱を持って親子でスタートし、コース途中に用意された果物を入れてゴールまで競争する競技。手をつないだり、おんぶしたりとスキンシップもはかれる。ただし、1歳児も月齢によって歩ける子とまだハイハイの子がいるので、競技の上では分ける配慮が必要。
◆2歳・親子竹馬競争
コースの途中で保護者は待っている。子どもがスタートし、保護者が待っている地点でお面をつけたり、キャラクターのコスプレ(マントをつける、帽子をかぶるなど)をして、今度は保護者とゴールを目指す。その時、子どもが足を保護者の足の上に乗せ、保護者はそのまま、子どもの腕を支えて前へ進む。その姿が、まるで竹馬のようになる。バランスをとるのが上手になってくる2歳児ならではの競技だ。
成長を感じられる3~5歳

二人三脚に近いような、複雑な競争もできるようになる。
赤ちゃんではなく子どもらしくなってきて、いろいろとできることも増えてくる3歳以上。体だけでなく頭を使うものも増えてくる。
◆3歳児・障害物競走
パン食い競走や、大きなズボンを一緒に履いて走るなど、施設によって内容はいろいろと工夫されている。3歳時は運動能力が発達して、平均台なども上手にできるようになる。親子で協力したり、中には親のほうがなかなかクリアできない障害などがあったりと、応援も盛り上がる競技だ。
◆4歳児・買い物競争
親子でスタートしたらコースの途中にあるカードを拾い、買い物するものがある山の中からカードと同じものを選んで、ゴールを目指す。ほかにも、いろいろな形でおこなわれる競争。4歳児になると、物の名前や形の認識能力が上がるため、こういった競技は適度な頭の体操となって盛り上がるようだ。
◆5歳児・借り人競争
親子でスタートし、引いたカードに書いてある条件の人を探して、見つけたらその人も一緒にゴールを目指す。5歳児になると、文字が読める場合も多くなり、言葉だけでどんなものなのか想像する力、仲間分けをする力もついてくる。また、運動能力も発達して、走るのが得意な子になるとかなり早く走れる。大人も必死に走ることになるだろう。
配信: 非公開: ハジコレ