【ポイント1】できれば毎日、少量ずつ挑戦する
――1つ目のポイントを教えてください。
工藤 はい。まずノルマを低くしてあげましょう。たくさんの量を盛りつけて、少しでもいいから食べなさい、というよりも、あらかじめひと 口分だけにしたほうが心理的な負担が減り、トライしやすくなります。
――毎日練習したほうがいいでしょうか?
子どもの様子にもよりますが、できれば毎日がいいでしょう。ですが、苦痛になるくらいなら毎日続けなくても構いません。間隔よりも回数が大事なので、少量でいいので続けて食卓に出していきましょう。
【ポイント2】食べやすくなるように調理を工夫する
――2つ目のポイントは?
工藤 生野菜はダメだけど炒めると平気など、苦手なものでも調理方法を変えると食べられることも多いです。いろいろ試してみましょう。
――おすすめの調理法はありますか?
工藤 たとえば、野菜を素揚げや天ぷらなど揚げものにすると、カリっとした食感も相まって食べてくれる子は多いです。
なおビタミンAは油と一緒にとると吸収率が高まります。ビタミンAが豊富なにんじんやピーマンはとくに揚げものに向いています。
配信: たまひよONLINE