子連れで行きたい!おすすめ紅葉スポット3選:南関東編

第2回 自然を楽しもう!子連れで行きたい紅葉スポット
紅葉シーズン真っ只中ですよね。でも、紅葉狩りって大人は楽しいけれど、子どもは景色を見るだけでは飽きてしまうかも。そこで、子どもが遊べるスポットや乗り物などがあり、家族みんなで楽しめる紅葉の名所を、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」編集部の竹下沙弥香さんに教えてもらいました。

都心から50分の近さ!催し物も盛りだくさんの高尾山(東京都)

都心から50分の近さ!催し物も盛りだくさんの高尾山(東京都)

まずご紹介するのは、初心者でも安心な登山コースで有名で、近年はパワースポットとしても人気の「高尾山」です。

「都心から50分というアクセスの良さが魅力の高尾山。ふもとの清滝駅から中腹にある高尾山駅までの271mを約6分で登る『高尾山ケーブルカー』(片道大人480円、子ども240円)を利用すれば、子連れでも楽々です! 沿線にはモミジ・カエデなどが群生し、車窓から美しい紅葉を楽しめます」(竹下さん 以下同)

ケーブルカーに乗っている時間が6分程度なら、小さな子どもでも飽きることなく到着しそうですね。また、毎年恒例の「高尾山もみじまつり」もお楽しみのひとつ。

「2017年は11月1日(水)~30日(木)に開催されます。期間中の土・日・祝日は、ケーブルカー清滝駅前広場で大道芸や童謡コンサート、高尾山むかし話など、子どもも楽しめるさまざまな催し物も! お出かけ前に公式サイトをチェックしていきましょう」

ケーブルカーを降りてから山頂まで登るルートにはさる園などの観光スポットがあり、休憩所やトイレ、食事処も各所にあるので安心です。なお、混雑時はケーブルカーの待ち時間が発生し、整理券が配布されることも。時間に余裕を持って行動するといいでしょう。

名称:高尾山(たかおさん)
住所:東京都八王子市高尾町
例年の見頃:11月中旬~11月下旬
公式サイト:http://www.takaotozan.co.jp/about/

登山鉄道やケーブルカーでアクセス!箱根強羅公園(神奈川県)

登山鉄道やケーブルカーでアクセス!箱根強羅公園(神奈川県)

ふたつめのおすすめスポットは、神奈川県の「箱根強羅公園」。

「人気観光地・箱根に子連れで行くなら、ケーブルカーや遊覧船などの乗り物と紅葉を楽しむスタイルがおすすめ! これからは『箱根強羅公園』が見頃を迎える季節です。箱根登山鉄道と箱根登山ケーブルカーで『動』を満喫したあとは、噴水と紅葉が織りなす美しい景色を眺めて『静』の時間を楽しみましょう」

公園内には、見事な紅葉のほかにも、親子で楽しめるさまざまな施設があるのだとか。

「カフェやレストランのほか、工芸体験ができるクラフトハウス、冬でも暖かい熱帯植物館などがあり、親子で1日過ごせます。お弁当を広げて、景色を眺めながらのんびりするのもいいですね」

クラフトハウスには、アートグッズなどのお土産品もあり、ショッピングも楽しめちゃいます。歴史ある茶室で点茶(1回500円/お抹茶・和菓子つき)を体験するのもおすすめです。

名称:箱根強羅公園(はこねごうらこうえん)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
例年の見頃:11月中旬~11月下旬
入園料:大人550円、小学生以下無料
公式サイト:http://www.hakone-tozan.co.jp/gorapark/

アウトドアレジャーとともに紅葉を楽しめる養老渓谷(千葉県)

アウトドアレジャーとともに紅葉を楽しめる養老渓谷(千葉県)

南関東のおすすめ紅葉スポットの最後にご紹介するのは、千葉県の「養老渓谷」。

「バーベキューや渓流釣り、ハイキングなど、さまざまなアウトドアレジャーが楽しめるのが養老渓谷です。紅葉の見頃が例年11月下旬~12月上旬と、関東では比較的遅いのが魅力のひとつ。川沿いに設けられた遊歩道を歩きながら、色鮮やかな紅葉を楽しみましょう」

また、11月下旬から12月上旬にかけては夜間のライトアップも開催されます。点灯時間は17時から21時半までで、夜の闇に紅葉した木々が美しく浮かび上がる様子は見ごたえ十分です。 

「紅葉とあわせて、遊歩道に隣接した日帰り温泉『滝見苑けんこう村ごりやくの湯』で温泉&食事を楽しむのもおすすめです。1人200円(駐車場利用の場合は100円)で入れる『足湯やすらぎ』も人気の休憩スポットですよ」

11月23日(祝)には、「養老渓谷もみじまつり」も。豚汁や手打ちそば、焼き芋の販売や餅つき実演など、紅葉とともに旬の味覚もぞんぶんに楽しめます!

名称:養老渓谷
住所:千葉県市原市大多喜町
例年の見頃: 11月下旬~12月上旬
公式サイト:http://www.youroukeikoku.com/

今回ご紹介したスポットはどこも紅葉時期になるとかなりの混雑が予想されるので、特に子どもと一緒にでかける場合は朝早く出発し、混み始める前に目的地に着いていることがベストだそうです。混雑のピーク時を避けるため、帰りも少し早めに現地を出発することを心がけましょう。また、近くにトイレや食事ができる場所があるかをお出かけ前に確認しておくことも大切とのことですよ。

以上、南関東の紅葉おすすめスポットをご紹介しました。どれも魅力的で、すべて制覇したくなっちゃいますね! 次のお休みは、ぜひ紅葉狩りに出かけてみてはいかがですか?

(取材・文:水谷 映美 編集:ディライトフル)

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

お話をお聞きした人

竹下沙弥香
「いこーよ」編集部
「いこーよ」は、2008 年 12 月にサービスを開始した、親子のためのお出かけ情報サイト。6万件以上のお出かけスポット情報や親子で楽しめるイベントも多数掲載。「いこーよ」を通じて親子のお出かけが変わり、子どもたちの笑顔が増え、明るい社会創りにつながることを願ってサイトを運営しています。
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