初めて妊娠がわかったとき、初めて赤ちゃんの心拍が確認できたとき、初めて胎動を感じたときなど、妊娠がわかってからは、いろいろな「初めて」が起こります。それがいつだったのか?SNSや日記帳、母子手帳など、何かに書いて残していますか?
生まれる前から残したい思い
枚方市在住の宮野彩香さんと熊内彩美さんは、現役保育士と元保育士。そんな2人が日々保育園で子どもたちを見ていると、「子どもたちは一人ひとり違う。そして、一人ひとりがかけがえのない、愛おしい存在である」ということを切に感じたのだそうです。
もちろん両親は、もっともっとそのことに気付いているはず。そこで今回、お2人は、その愛する思いを子どもが生まれる前から記録として残す方法を考え、クラウドファウンディング( インターネットを活用して、プロジェクトに賛同してくれた人から資金を調達する方法)を活用することで、「Opening Note」ができあがりました。
「Opening Note」の完成
「Opening Note」は、妊娠がわかったそのときから、胎動を感じた日など、赤ちゃんがおなかにいる10カ月ほどの間の変化をどんどん記録していくためのノートです。
ノートは約100ページあり、単純な日記形式のものではなく、「初めて心音を聴いたときの気持ちをおしえて」「『ありがとう』を伝えたい人はいる?」などの質問に答える形で書き込んでいくもの。成長した未来の子どもに向けたメッセージを書く欄ももうけられています。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)