『マスキングテープ』で可愛くネイルしちゃおう!-前編-

『マスキングテープ』で可愛くネイルしちゃおう!-前編-

第3回 最新流行ピックアップ!!
今年、流行したモノのひとつと言えば『マスキングテープ』です。日本語では、“養生テープ”と呼ばれ、もともとは塗装やシーリング、コーキングなどの際、作業箇所を汚さないために貼る保護の役目を果たす粘着テープです。
しかし、最近はデザイン性の高いマスキングテープが次々と発売されたことで人気に火がつき、社会現象化!もはや養生テープとしてではなく、シンプルなモノを一瞬にして可愛く変身させてしまうDIYアイテムとして、多くの人に親しまれています。デザインの豊富さから、アレンジ次第で無限の可能性を秘めているマスキングテープ。実はマスキングテープを使った『マスキングテープネイル』というものが、ママたちの間で密かなブームになってるのをご存じですが?そこで、気になるマスキングテープネイルの基本手順を詳しく紹介するとともに、デザインアレンジも紹介!あなたのセンスとアイディアで、自分なりのマスキングテープネイルを楽しんでみませんか?

マスキングテープ用途例の画像

マスキングテープネイルの魅力とは?

マスキングテープネイルは、マスキングテープの柄や色を生かして爪の形にカットして貼りつけ、その上からジェルネイル用のトップコートを塗って完成と、いたって簡単。しかも、簡単で可愛いだけじゃないんです!爪に貼りつけるのはマスキングテープなので、マニキュアは直接塗りませんし、取るときはそのままマスキングテープを剥がすだけ!除光液も使いません。爪も傷まず、しかも簡単に取ることもできるので、忙しい子育てママにもとってもありがたいんです。また、使うのは家にあるマスキングテープですからコストもあまりかからず、家計にもやさしい。可愛い柄のマスキングテープを使うもよし、単色のマスキングテープにシールやラインストーンなどで華やかにデコレーションするもよし、自分なりのアレンジを楽しみながら、子育て中の気分転換してみては?

ピンクストライプのマスキングテープネイル画像

マスキングテープネイルで用意するもの

●お好みのマスキングテープ
マスキングテープは、素材の質感などさまざまなタイプがあるうえ、トップコートとの 相性もあるので、必ず一度試し塗りしてみましょう!

●ジェルネイル用のトップコート
ジェルネイル用のトップコートがおすすめ。強固なうえにぷっくり見た目もキレイに仕上がります。

●鉛筆
テープの型を取るときは、先をとがらせた鉛筆がおすすめ。

●はさみ

マスキングテープネイルの基本手順

①甘皮の処理をし、爪をキレイに整えます。爪磨きをしてなめらかにしておくと、マスキングテープがしわになりにくく、仕上がりがキレイになります。

爪を整える画像

②マスキングテープを爪の大きさより少し大きめにカットして、爪のかたちに添って貼り付けます。このときのポイントは、とにかくシワにならないよう丁寧に!

マステを爪に貼る画像

③先のとがったえんぴつで爪の境目にそって爪の輪郭を書きます。爪の先の部分は線が書きづらいので、えんぴつの芯の側面を当てながら線をつけていきます。

えんぴつで型どり画像

④マスキングテープを爪から一度剥がし、線に沿ってはさみで丁寧にカットします。このとき、爪の先部分だけほんの1ミリ弱くらい爪より小さくカットすると、トップコートを 塗ったときにしっかりコーティングされて剥がれにくくなります。ただし、あまりカットしすぎると仕上がりが雑に見えてしまうので注意!特に濃い色やはっきりしたデザインはムラが目立ちやすいので。

はさみで切る画像

⑤爪の形に切ったマスキングテープを、再び爪に貼り付けます。このとき、シワにならないように気を付けながら丁寧に貼っていきます。

型どりしたマステを爪に貼りつけた画像

⑥トップコートを塗ります。トップコートは、表面をなめらかにキレイに仕上げるとともに、マスキングテープをはがれにくくするために塗るのでテープと爪の境目はしっかり塗りましょう。特に爪の先は爪の断面のところまでしっかり塗り込みましょう。何度か重ね塗りをするとよりキレイに仕上がります。シールやラインストーンをデコレーションする場合は、デコレーションしたあとに再度トップコートを塗りましょう。

トップコートを塗る画像

⑦出来上がり!
この作業を両手10本分繰り返したら完成になります。毎回このすべての作業をするのは大変なので、10本1セット分の爪の切り抜きができたら、1セット型紙を作っておくと次回からはそれに合わせてカットすればいいのでおすすめ!

それでは、いよいよ後編では、マスキングテープネイルのデザインヴァリエーションを紹介します!

出来上がり!画像

撮影/岡村智明 構成・文/横田裕美子