離乳食中期の赤ちゃんが小食すぎて心配なときの対処法

離乳食中期の赤ちゃんが小食すぎて心配なときの対処法

離乳食が始まって2~3カ月がたって、そろそろ離乳食に慣れてくるはずなのに、なかなか食べる量が多くならない。そんなときはどうすればいいでしょうか。まずは、食事の時間を調節してみましょう。いつもの時間より30分前に食べてみるのがおすすめです。そのほか、食事の興味を持たせたり、生活リズムを整えることでよく食べるようにもなります。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。今日は、離乳食中期の赤ちゃんが少食すぎるというお悩みにお答えします。

離乳食が始まって2~3カ月がたって、そろそろ離乳食に慣れてくるはずなのに、なかなか食べる量が多くならない。そんなときはどうすればいいでしょうか? ママができる3つのことをお話しします。

母乳やミルクか離乳食。どちらを優先すればいい?

離乳食を食べると、そのあとの母乳やミルクを飲まない。先に母乳やミルクを飲ませてみると離乳食を食べない。そんなときは、どちらを優先させればいいのでしょうか?

離乳食中期は、まだまだ母乳やミルクも必要な時期です。母乳・ミルクと離乳食を対比にすると7:3~6:4と、母乳やミルクのほうが多い時期です。ですので母乳・ミルクはしっかりと赤ちゃんが満足するまで飲んでもらいたいですね。

小食な赤ちゃんへママができる3つのこと

食事の時間を調節する

食事の時間を調節してみましょう。たとえば、ふだんの離乳食の時間の30分~1時間前に与えてみるのもおすすめです。極限までおなかが空いて「母乳・ミルクしかいやだ!」となる前なら、離乳食を食べてくれるかもしれません。または、離乳食後の母乳・ミルクの時間の間を少しあけてみるなどもいいですね。できることをしてみましょう

食事に興味を持たせる

食事への興味が少なそうな子は、食事へ興味関心をむけられるようにしてみましょう。ママがおいしそうに食べている姿を見せたり、食事の時間を楽しい時間にすることも食欲が沸くための工夫になります。

生活リズムを整える

食欲は睡眠と活動と深くつながっています。大人でも寝不足のときや活動量が少ないときはあまりおなかが空かなかったりしませんか?よく寝て、よく遊んで、生活リズムを整えることで赤ちゃんもおなかが空きますよ。

最後に。忘れてはいけないことは、離乳食は「食事の練習期間」ということです。離乳食を始めてまだ数カ月しかたっていないことを心にとめながら、赤ちゃんのペースで進めてみてくださいね!

著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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