主に家具の滑り止めや、衝撃緩和のために使われるシリコンクッションゴム。
家具以外には「具体的にどこで使えるものなのかよく分からない…」という人も多いのではないでしょうか。
暮らしに役立つアイディアを発信している、なるママ(narumama__life)さんによると、うまく使えば「日常生活の中で感じる小さなストレスを解消できる」とのこと。
本記事では、なるママさんのInstagram投稿より、シリコンクッションゴムの具体的な活用方法を解説します。
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シリコンクッションゴムでさまざまな悩みを解消
100円ショップ『ダイソー』の、リフォームや防災用品コーナーでひっそりと販売されている『シリコンクッションゴム 丸・小』(税込110円)。
商品名のとおり材質本体はシリコーン樹脂で、プクッとふくらんだ円形状のシールタイプです。
本来はインテリア小物の滑り止めや、接地面の傷予防を目的に使用するものですが、なるママさんはその特性を生かしてさまざまな場所のお悩みを解決しています。
全部で6つの活用アイディアを早速見てみましょう。
傘のすべり止め
まずは、何度引っ掛けてもすぐに落下してしまう傘のすべり止め対策に活用します。

台紙からシールを1枚はがしたら、傘の柄の先端部分に貼り付けるだけでOKです。ちょうどいいサイズ感で、見た目もほとんど気になりません。

再度シューズクローゼットの縁に掛けてみると、違いは一目瞭然です。傘がその場にしっかりととどまり、落ちにくくなっているのが分かります。

壁紙の傷予防
続いては、壁面ギリギリの場所に設置した開き戸収納のお悩みを解消していきましょう。
扉を開けた時に壁面にぶつかり、「壁紙に傷が付いてしまった…」という経験はありませんか。

取っ手のどこが壁に当たっているのか確認したら、その部分にクッションゴムを貼り付けます。

クッションになるので、傷や汚れを予防できるだけではなく、音対策にも効果的です。

ハンドソープのぬめり防止
洗面台周りでぬめりが発生しやすいハンドソープ底にも、シールを貼っておくのがおすすめ。底の下に風の抜け道ができて、湿気がたまりにくくなります。

底面に4つ貼っておけば、安定感も損なわれません。

キッチンの悩みもすっきり解決
なるママさんによると、シリコンクッションゴムは整理収納の悩みも解決してくれるそうです。ぜひキッチンや引き出し収納内でも活用してみてください。
トレーの収納
まずはトレーの収納についてです。トレーは立てて収納するとスペースを節約できますが、すぐに倒れてしまうため邪魔になる場面も多いのではないでしょうか。

トレーを置く位置に合わせて、シリコンクッションゴムを複数個貼り付けます。
後はシールと壁面の間に、トレーを立てて入れれば完成です。ピタッと止まって倒れないので、余計なストレスもありません。

リモコンのボタンに
押しすぎて傷んでしまった給湯器や換気扇のリモコンにも、シールを貼っておくのがおすすめです。

指がピタッと吸い付いて、ボタンを押しやすくなります。またシールそのものがプクッとふくらんでいるので、手探りでも押すボタンを間違わずに済むでしょう。

引き出しのストッパー
ストッパーが設置されていない引き出しも、シール1枚で対策できます。

引き出しスペース上の壁面に、シリコンクッションゴムを1枚貼り付けてください。

たったこれだけで、引き出し奥の板がクッションゴムに引っかかって、飛び出しにくくなります。

なるママさんが紹介している6つのアイディアに対して、Instagramで寄せられている主な意見は以下のとおりです。
・買おうかどうか迷っていましたが、とても便利ですね!
・すぐにお店に買いに行きます。
・私もこれ、欲しいと思っていました。
小さく地味に見えるシールでも、上手に使えばさまざまなストレスを解消できます。
なるママさんのアイディアを参考にして貼り付けてみれば、「ここに使っても便利そう!」と、イメージが沸きやすくなるのではないでしょうか。
ダイソー以外にセリアやキャンドゥでも販売されているとのことなので、100円ショップに行った時には探してみるのがおすすめですよ。
[文・構成/grape編集部]
配信: grape [グレイプ]
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