赤ちゃんに食事マナーはいつから教えればいい?

赤ちゃんに食事マナーはいつから教えればいい?

離乳食が始まって、気になることのひとつに「食事マナー」があります。0歳児はまだ小さいし、食事マナーと言ってもまだ早いのかな、でも、こんな食べ方で大丈夫なのかなと思っている人にお伝えします。食事のマナーは離乳食初期から始まります。いただきますで食事を初めて、ごちそうさまで食事を終わる。こんな小さなことも立派な食事マナーです。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食が始まって、気になることのひとつに「食事マナー」があるのではないでしょうか?0歳児はまだ小さいし、食事マナーと言ってもまだ早いのかな?でも、こんな食べ方で大丈夫なのかな?

今日はそんな離乳食期の食事マナーの疑問に答えます。

食事マナーは離乳食初期からはじめよう

食事のマナーは離乳食初期から始まります。と言っても、かしこまったマナーではありません。たとえば離乳食を食べ始めるときは、何となく食べ始めるのではなく、エプロンをして、大人のひざに座って、「いただきます」のあいさつをして始めるのです。

そして、食べ終わったら「ごちそうさま」をして、手や顔を拭いて終了です。この一連の流れにも、食事のマナーはたくさんありますね。このように、大人が当たり前に行っている食事のマナーを、一つひとつ赤ちゃんと楽しく行ってみましょう。

こんな時はどうすればいい?

たとえば、食事中立ち歩く、離乳食をグチャグチャするなど、一見、問題行動に見えるこのような赤ちゃんの行動はどう対応すればいいでしょうか?

・立ち歩くときはどうすればいい?

赤ちゃんが立ち歩くときは、迎えに行って、「座ろうね」と言って座らせる。立ったらまた座らせる。この繰り返しです。立ち歩くのは一時的なことです。追いかけて、立ったまま食べさせていると「これでいいんだ」と赤ちゃんが思ってしまうので、声かけしながら座らせてあげてくださいね。

・離乳食をグチャグチャにして遊びだしたらどうすればいい?

赤ちゃんは、離乳食をグチャグチャすることで食べ物の感触を確かめています。ただしこれが遊びになってはいけません。ある程度見守り、「あ、遊びになっているな」と感じたら、離乳食を終了しましょう。

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