大病院への通院、雨の日の蒸し暑い電車で娘が大号泣…張り詰めた緊張の糸が切れそうになったそのとき、ある女性が言葉にしてくれたこと

大病院への通院、雨の日の蒸し暑い電車で娘が大号泣…張り詰めた緊張の糸が切れそうになったそのとき、ある女性が言葉にしてくれたこと

混雑時の電車内で、我が子が泣き出してしまったら焦りますよね。とくに子どもが癇癪持ちの場合は周りの視線が気になってしまうはず……。今回は、40代ママが子どもの幼少期に電車で体験したあるエピソードを紹介します。

混雑した電車内で、8ヶ月の我が子が号泣してしまい……

(※写真はイメージです)

長女がまだ生後8カ月だったときの話です。

当時、長女は大きな病院に定期的に通院する必要があり、その日も長女をベビーカーに乗せて電車に乗っていました。

いつもは電車の窓から外の景色を眺めて話しかけながら行くのですが、その日は雨で電車の中はかなり混みあっており、ドア付近の窓側に立つこともできません。

また、雨のせいで温度も湿度も高めで車内はとても快適とは言えない状態。案の定娘がぐずぐずし始め、癇癪持ちでぐずり方が激しく、車内に響き渡るような声で泣き出してしまいました。

連日の夜泣きで寝不足だったのもあり、気持ちがいっぱいいっぱいに

(※写真はイメージです)

周りに迷惑をかけてしまうと思い、何とかしようとあやしたり話しかけたりおもちゃを出してみたりしたのですが、一向に泣き止まず……。

焦りが増す中、毎日の夜泣きでほとんど眠れていなかった疲れも相まって、私の気持ちも張り詰めていきました。

ついに緊張の糸が切れそうになった瞬間、50代ぐらいの女性が話しかけてきたのです。

(※写真はイメージです)

女性は「よく泣いてるね。元気元気! そうよね、今日は暑いしムシムシするし大人でもイヤだわ。赤ちゃんはもっとしんどいわよね」と明るく声がけしてくださり……。

そのやさしい声に、疲れ切っていた私は涙が出そうでした。

子どもが泣いている理由を言葉にしてくれたことで、周りの人にもきっと「だから泣いてたのか」と分かってもらえたような気がしましたし、子どもと私の気持ちを受け止めてくれるような言葉にとても救われました。

あの時は本当にありがとうございました。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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育児をしている共働き夫婦のためのメディア「マイナビ子育て」。「夫婦一緒に子育て」をコンセプトに、妊娠中から出産・産後・育休・保活・職場復帰、育児と仕事や家事の両立など、この時代ならではの不安や悩みに対して役立つ情報をお届けしています。
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