食べたことある?シシリアンライスの作り方

第1531回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
佐賀市のご当地グルメ「シシリアンライス」。佐賀では家庭料理としてもかなり定番のようですが、他の地域では、そこまで食べる機会や、その名前を耳にする機会もあまり多くないと思われます。そこでここでは「シシリアンライス」の基本と、レシピをご紹介します。

シシリアンライスってどんな料理?

名前だけではどんな料理か想像しづらいシシリアンライス。その正体は、温かいご飯の上に、レタスやトマトなどの生野菜と炒めた肉と玉ねぎを乗せ、仕上げにマヨネーズをかけたもの。もともとはレストランの賄いだったものが広まり、今では家庭でもよく作られるまでになっているんだとか。

シシリアンライスの名前の由来は諸説あるようですが、野菜とライスの色がイタリアの国旗に似ており、この料理が生まれた当時流行していた映画「ゴッドファーザー」の舞台であるイタリアのシチリアにちなんで、「シチリア」から名付けられたと言われています。

食べたことある?シシリアンライスの作り方

シシリアンライスの作り方

レストランの賄いが発祥というだけあって、作り方はとても簡単です! 代表的なレシピを紹介します。

【材料】
・ご飯…2膳
・豚コマ切れ肉…150g
・焼き肉のタレ(甘口)…適量
・レタス…適量
・トマト…1/2個
・キュウリ…1/2本
・マヨネーズ…少々
・卵…2個
・玉ねぎ…1/4個

【作り方】
1)豚肉に焼き肉のタレを漬けてもみこんで、30分ほど置いておく
2)鍋にたっぷりのお湯を沸かし、火をとめてから卵をそっと入れ、ふたを開けたまま15分置いて温泉卵にする
3)フライパンにサラダ油をひいて熱し、くし切りにした玉ねぎを炒める
4)玉ねぎがきつね色になってきたら、タレごと肉を入れ、肉に火が通ったら、タレをさらに入れる
5)お皿にご飯を盛り、炒めた具材を乗せ、レタス、トマト、キュウリを乗せ、真ん中に温泉卵を乗せる
6)仕上げにフライパンに残ったタレとマヨネーズをかけたらできあがり

焼き肉のタレはたっぷり使った方がおいしいです。お好みの生野菜を加えたり、えのきなどキノコ類を一緒に炒めてもOK!

手軽に作れておいしくて、野菜もたっぷりとれちゃう便利料理のシシリアンライス。佐賀市ではカッパをモチーフにしたゆるキャラの「シシリアンナちゃん」まで登場するほどの人気料理なんだとか。生野菜や炒める具材を追加したり、タレを別のものに変えたりと、アレンジしやすいのも特徴なので、自分だけのシシリアンライスにもチャレンジしてみてください。
(文・姉崎マリオ)

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。