睡眠不足は覚悟しておくべき
ほとんどの人が苦労していたのが、まとまった睡眠が取れないことでした。子どものなかには、一気にミルクを飲んでくれて、そのまま何時間もぐっすりといった手のかからない子もいます。しかし、多くの子どもはそうもいかず。3時間おきに訪れる、空腹を知らせる泣き声に目を覚まさせられ、授乳とおむつ替え、寝かしつけで1〜2時間使い、再び3時間後に泣き声が…。そんな不規則な生活が続き、まとまった睡眠が取れなかったというママは多いようです。
特に寝付きが悪かったり、ちょっとずつしかミルクの飲めない子の場合、1時間も寝れずに次の授乳というサイクルで疲労がたまり、幻聴まで聞こえだした人もいるのだとか。

出産と赤ちゃんの性格次第
実際にすべてのママが産後に苦労しているかというと、決してそんなことはないようです。安産で産後も体力があり、子どももぐっすり寝てくれたため、ある程度は睡眠時間も確保できたというママもいるようです。
1人目で苦労しなかったママでも、2人目では難産で産後1カ月は立っていることもつらいほどに体力を消耗していたり、きょうだいで寝付きの良さがまったく違ったりと、同じ家庭でもその時によって、大変さは異なります。
産後の計画は変わることを前提に
産前にバリバリ行動していたアクティブなママなら、産後にも仕事や習い事の復帰計画などを練っている人も多いかもしれません。しかし、子どもは体調を崩しやすく、ママの体力も出産状況次第なので、計画変更を迫られる可能性が高いことは事前に認識しておきましょう。突然の予定のキャンセルなどで、周囲に迷惑をかけることもあらかじめ考えておいた方が良いという意見も多く見受けられました。
出産自体は安産でも、大きい子を産んだために、骨盤の痛みや、尿漏れに悩まされて、産後の計画をいろいろ見直したという人もいるようで、計画自体を守ることに熱心な人にとってはかなりのストレスになるようです。
結局のところ、大変かどうかはケースバイケースで、苦労を感じない人もいれば、子育て意外何もできないほどに苦労をしたという人も。これから出産を控えている場合は、どうなるかわからないので、ある程度は大変になってしまった場合のことも考えておくのが良さそうですね。
(文・姉崎マリオ)