元気のない夫に直接理由を聞くべき?
「外出先から帰宅した夫が、落ち込んでいるような気がするけど、“何かあったの?”と直接聞いていいものなのか悩んでいる」と、ネット掲示板に書き込みをしている女性がいます。
投稿主としては、夫婦なのだから“相手に聞かなくても察することができるのがベスト”と考えている一方で、夫が落ち込んでいる理由がわからず困っている様子。
直接聞く人と聞かない人は半々程度?
そんな投稿主の悩みにいろいろなコメントが寄せられていますが、それらを見てみると、「夫に直接聞く派」と「直接は聞かない派」は、ちょうど半々程度。
「夫に直接聞く派」は、そのまま直球で「元気なさそうだけど、どうしたの?」とズバリ聞いてしまうのだとか。というのも、自分だったらそうしてほしいし、直接聞かれてもイヤな気はしないのが理由になっているそうです。とはいえ、夫によっては直接聞かれるのがイヤな場合もあるため、夫の様子をうかがいながら聞くのがポイント。黙っている夫にしつこく聞くのはNGなのだとか。
一方で、「直接は聞かない派」は、「お茶やお菓子、夫の好きなものを出しながら様子を見る」ようです。落ち込んでいる夫をひとりにするのではなく、さりげなく寄り添って、いつでも夫が話しだせる環境を整え、夫が話しだしたらしっかりと聞いてあげているそう。
両者では、少し対応の仕方が異なっていますが、「夫のことを気にかけている」というさりげないアピールは同じ。また、落ち込んでいる夫にはネガティブな言葉ではなく、「元気出して」のようなポジティブな言葉を使うのも大切なポイントだといいます。
毎日仕事をしている夫なら、会社や通勤電車のなかなど、いろんな場所でストレスをため込んでしまう可能性がありますよね。帰宅した夫の様子が普段と違っていたら、いつもより“少しだけ”優しく接してみてはいかがでしょうか。
(文・山手チカコ/考務店)