園ママが我が子の写真をSNSに勝手にアップ!みんなの本音は

第1691回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
保育園や幼稚園の運動会など、イベントとなる行事は親にとっても我が子の晴れ舞台! ビデオカメラや本格的なカメラを持参して、我が子の姿を必死におさめるパパやママも多く見かけられます。

でも撮影したものは個人で楽しむだけならいいのですが、SNSにアップすると世界中の人が自由に見られるものになってしまい、もし知らないうちに自分の子の写真がネットで拡散されていたら…と不安になるママも多いですよね。

そこで、我が子の写真を勝手にSNSにアップされることに、世の中のママたちはどう思っているのかネット上の意見をまとめます。

スマホを観ながら困惑するママ

自分の子どもだけ写るようにすべき

多くのママは、他人のSNSに自分の子どもの写真がアップされるのは快く思わないようです。自分自身でも、写真の一部を切り取って、自分の子だけが写るようにしていたり、周囲の人の顔には大きめのスタンプをのせて、顔が一切写らないように気を遣っているという声が多いようでした。

一方で、ほかのママのSNSに自分の子どもが写っていた場合は、やんわりと注意をしたり、幼稚園を通じて指摘してもらったりと、我が子の個人情報はしっかりガードするという方針をとっている人が多数派のようです。

そもそも幼稚園や保育園が、行事の写真などをSNSへ投稿することを禁止している場合もあるので、園を通じて指摘してもらうのがもっともスマートな対処法かもしれません。

思わぬトラブルのリスクも

SNSへのほかの子の写真の投稿は、思わぬトラブルになることもしばしばあるようです。自分の子どもが、会話したこともないママのSNSに「うちの子の彼氏です」と紹介され、ショックを受けたという話から、DV夫から逃げていた親子が、SNSに投稿された写真に写り込んでいたことで、夫に居場所を特定されてしまったという怖い話も…。

気にならない人との温度差

一方で、こういったトラブルがあっても問題が解決しないのは、気にならない人は全く気にならないという、SNSに対する温度差もあるようです。少なからず「そんなに気にしなくても、おたくの子どもなんて誰も見てないよ」といった意見も見かけられ、こういった考え方の溝を埋めるのはなかなか難しそう…。

今はネット上に個人情報の断片が知らないうちに散らばっており、ちょっとした写真から個人が特定されたり、思わぬ過去が掘り出されたりしてしまう時代。幼稚園など他人の個人情報が写り込んでしまいやすい場所では、撮影したものをネットにのせる際には、ちょっと心配しすぎるくらいに気配りをした方が賢明なのかもしれませんね。
(文・姉崎マリオ)

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