認知度トップは「公共交通機関の補助」、約3割は「どれも知らない」

次に、「具体的な制度の認知度」を尋ねると、「公共交通機関の補助(シルバーパスなど)」(45.4%)と「年金生活者支援給付金」(40.8%)が比較的高い認知度を示しました。
しかし、「補足給付(介護施設の食費・居住費補助)」(8.6%)と「高年齢雇用継続給付金」(22.2%)は認知度が低く、制度間の情報格差が明らかになりました。
また、「どれも知らない」と回答した人も32.8%にのぼり、情報を必要としている層に制度が届いていない現状がうかがえます。
実際に給付を受けているのはわずか1割超

では、「実際にこれらの給付金を受け取っている人はどれくらいいるのか?」尋ねたところ、14.8%にとどまり、75.8%が「受け取っていない」と答えました。
申請手続き中は0.4%に過ぎず、制度があるにもかかわらず利用されていない実態が明らかになりました。
配信: マイナビ子育て