【無印vs.カルディvs.コストコ】18種比較!ママの一人ランチカレーおすすめ1位は?

【無印vs.カルディvs.コストコ】18種比較!ママの一人ランチカレーおすすめ1位は?

第11回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
子どもを園に送った後や休日夫が子どもと出かけている間など。ママにとってひとりになれる瞬間は、とても貴重な時間。そんな時、たまにはおしゃれなカフェでゆっくりランチもいいけれど、美味しいレトルトカレーを家でゆっくり食べるのはいかが?

最近のレトルトカレーは、ホントに美味揃い! 専門店に行かなければ味わうことができないような本格的なカレーもレトルトで楽しめるんです。そこで、今回はママの一人ランチにご褒美感のあるレトルトカレーはどれか、無印良品、カルディ、コストコで展開されているレトルトカレーを一斉に食べ比べてみました!

●今回の比較検討した商品はコチラ

無印良品は「素材を生かしたカレー」シリーズから8商品をエントリー!(※価格は税込)

・バターチキン(350円)
・キーマ(290円)
・ダール(豆のカレー:290円)
・グリーン(350円)
・プーパッポン(蟹と卵のカレー:490円)
・ブラウンマサラ(海老のクリーミーカレー:290円)
・シチリアレモンのクリーミーチキンカレー(350円)

カルディは、数あるレトルトカレーから、以下商品をエントリー!

・バターチキンカレー(販売者:キャメル珈琲CN1、342円)
・ひよこ豆のカレー(販売者:キャメル珈琲CN1、312円)
・ほうれん草のカッテージチーズカレー(販売者:キャメル珈琲CN1、345円)/
・スパイシーチキンカレー(販売者:キャメル珈琲CN1、324円)
・バラ先軟骨のバターポークマサラ(販売者:キャメル珈琲、321円)
・五香(ウーシャン)カレー(販売者:キャメル珈琲CN1、318円)
・スータイ タイ レッドカレーチキン(輸入者:オーバーシーズ、332円)
・スータイ タイ イエローカレーチキン(輸入者:オーバーシーズ、332円)
・スータイ タイ グリーンカレーチキン(輸入者:オーバーシーズ、332円)

ちなみに、実食結果を語る前にミニ知識。カルディ商品の販売者にある「キャメル珈琲」とは、カルディの会社名のこと。上の4商品は、カルディオリジナル商品。

コストコからは、以下2商品をエントリー!

・グリーンカレーソース 200g×6パック入(輸入者:アスプルンド、1448円)
・新宿中村屋カリーセット カシミール風ビーフカリー・ココナッツチキンカリー 各180g×5パック入(販売者:中村屋、1498円)

コストコは期待して買い物に出かけたものの…、レトルトカレーのラインナップが少ない(涙)。今回買いに行った際は、上にある2商品しか展開しておらず、少々がっかり…。

この他にもたくさんのレトルトカレーはあったものの、さすがにすべては検証しきれないため、今回は売り場面積の大きかったこれら商品を選びました。

さて、持ち帰ってさっそくママテナ編集部で実食! 厳正なる審査を行うも超激戦の結果に…! ベスト5に輝いたのは、以下のレトルトカレー!

第5位 カルディ 「チャナマサラ ひよこ豆のカレー」(7点/15点満点中)

他社レトルトカレーの豆カレーなどと食べ比べた際に気が付いたのは、豆の食感の違い。どうしてもレトルト加工する際に事前に良く火を通す必要があるからか、豆の食感がペチャっとした商品も…。

その中で、同商品はひよこ豆がゴロゴロっと入ってボリューム抜群! きちんと豆感を感じる食感は食べ応えもあり、ごほうび感も◎!

なんと、投票した編集メンバーの各人の好みが反映されたのか、票が分かれ2位から4位までは同得点で、2位が3アイテム!

第2位 無印良品 「キーマ」(8点/15点満点中)

無印良品の素材を活かしたカレーシリーズのなかでは、もっとも「THE・カレー」といった、なじみ深くもシンプルな味付けがどこ落ち着く味。癖のあるカレーが苦手とする人でも食べやすかった。「よくをいえばもう少しひき肉の量が多くてもよいかも、ちょっと寂しい印象も」(編集部・S)。

第2位 「グリーン」(8点/15点満点中)

グリーンカレーは無印良品、カルディ、コストコ、いずれでも展開されており、各社の食べ比べた際に味の違いも分かりやすかった。なかでも一番本格的な風味と味のバランスが良かったのが、無印良品。封を開けた瞬間にフワァっと広がる香辛料の香り。それでいて、もっとも口当たりもマイルドで塩加減もちょうど良し!
「タイカレーを食べたいなら、タイ料理店にわざわざ食べに行かなくてもこれでよいかも…」(編集部・N)

第2位 「シチリアレモンのクリーミーチキンカレー」(8点/15点満点中)

「レモンがカレー??」と、思わず頭の上にハテナマークがたくさんついてしまいそうな商品だけど、食べてみて驚き。レモンの酸味とカレーの辛味、そして、全体的には甘い後味も感じ、とてつもなく味のバランスが良くって後ひく美味しさ! 「これなら辛いのが苦手な子どもも食べられるかも」(編集部・T)

そして…今回栄えある第1位に輝いたのは、この商品!

第1位 カルディ 「バターチキンカレー」(12点/15点満点中)

編集部員全員がそろって「おいしい!」と票を入れたのは同カレーのみ。これぞバターチキンという味付けは、シンプルで飽きが来ない。しかも、具材のお肉がゴロっとしていてごほうび感も抜群! バターのコクも効いてます。

バターチキンカレーを家で作ろうとすると、かなりの量のバターが必要で、作っていて「バターがもったいない」と感じることも。温めるだけで、ここまでクオリティの高いバターチキンが食べられるなら、少量なら買ってしまった方がコスパがいいかも…。

ちなみにレトルトカレーのパッケージでは無印良品が勝利

各社のパッケージを比べると、無印良品は少し長めに作られており、鍋で湯煎をする際にも入れやすく取り出しやすい点が高ポイント。鍋で湯煎する場合、お湯にレトルトパッケージが全部浸かってしまって、いちいち箸でつまみ出すのは面倒ですよね。

また、かさばらなさや楽しさという面でも、やはり無印良品が一歩リードという印象。今回のようにたくさん購入した場合、一番困るのが起き場所。無印良品のパッケージは縦にスリムで自立式だから、収納性も抜群。パッケージにもそれぞれ違いがあって、何のカレーなのかがわかりやすいのが好印象でした。

おしくもランクインしなかったコストコの2商品は、育ち盛りのお子さまがいて、夕飯の前に中食を欠かさないようなご家庭だったら良いのかも。ただ、ママのランチごほうび用に買うと、やっぱり同じ味をずっと食べ続けるのは飽きてしまいそう。

たまのひとり時間は、ご飯づくりをちょっと手抜きして自分にごほうびを。とっておきのレトルトカレーを、あなたも見つけませんか?
(文・団子坂ゆみ/考務店)