書くだけで実現!? 逆算手帳で夢を叶える私になろう
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

書くだけで実現!? 逆算手帳で夢を叶える私になろう

第5回 2019年、わたし生まれ変わるっ!
ワクワクしよう!
新しい年が始まり、気持ちも新たに今年こそは長年の夢を叶えたい! という人も多いはず。一方でぼんやりとこうなりたいという思いはあるけれど……と、一歩踏み出せずにもやもやしている人も。

そんな迷える私たちの救世主「逆算手帳」を知っていますか。

どんな夢でも具体的にして背中を押してくれる魔法のようなアイテム「逆算手帳」の認定講師である木村聡子さんに、実際に夢を描くお手伝いをしていただきました!

■「逆算手帳」を使うと、どんないいことがあるの?

「逆算手帳」とは、コボリジュンコさんが考案した手帳。手帳を書き進めていくにつれ、ぼんやりとした目標や夢、ためらっていた挑戦など自分の心の奥底にある夢を具体化=目に見えるビジョン化することができます。

そのビジョンを、「いつまでに達成する?」と時間軸に落とし込んで行くことで、より具体的に夢が実現して行くまでの"逆算ルート"を描くことができるのです。

計画通りに進まないと「失敗」と捉えてしまいがちですが、逆算手帳ではゴールが先に明確になっているので、途中でその道のりが変わっても問題ありません。なので、常に前向きにワクワクしながら夢の実現への道を、自分で作っているという実感が持てるのです!
木村先生に1から教えてもらいました!
そこで今回は逆算手帳を使っていく中で最も大切な「My Wish List」、そして「Life Vision」の作成を体験しました!

■「My Wish List」夢を100個書き出して、本当の自分に出会おう!

実際に夢を具体的なものにして行くべく、「My Wish List」作りからスタート!

まずは「下書き」から。100個分の自分の夢をリストアップしていきます。書き方など、細かいルールはありません。大きな夢でも些細な夢でも、思いつくことすべて書き出します。

ポイントは場所の名前や数字を入れて、夢を文章として詳細に書くことです。例えば「海外旅行に行く」よりも「フィンランドに行って本当のサンタクロースに会ってみたい」の方が具体的でワクワクしませんか?
こんな風にかけばいいのか! 夢のリストアップが楽しくなってきました。
始めはスイスイと書き進めていた筆者ですが、途中で手が止まってしまいました。

「多くの人が20個くらい書き出すと手が止まります。ここからがMy Wish Listを作成する本当の勝負です!」と木村さん。
木村さんの夢はびっしり! すごい!
手が止まってから出てくる夢は、これまで実現が難しそうと思って諦めたり、心にフタをしていたりと、いつの間にか見ないようになってしまった気持ちそのもの。このListに書く夢には正解も不正解もありません。紙に書いたこと全てが実現すると思ったとき、これをやってみたいとワクワクするときこそが、本当の自分に出会えた瞬間です。実現したらこんなにも楽しいことが待っているんだなと、さらに書き進めることができました。
筆者は50個書き出すのも大変でした……!
また夢の視点を「Have(もの)、Do(すること)、Be(あり方)」という3つの視点から見て、どれかに偏っていたら別の視点から具体化させることも、自分を掘り下げていく手段の一つ。他の人のリストを参考にすることもいい刺激になりますし、逆に自分の夢を見てもらうことが、自分の言葉に責任を持つことにもつながるのでおすすめ。本当の自分と対話しながらまずは50個の夢を書き出しました。

■「Life Vision」 に夢を分類して徹底分析!

次に「自由」「感動」「チャレンジ」など複数のキーワードの中から、自分自身が大切にしている価値観 My Best3を選び、自分の軸を決めたら「Life Vision」作りにチャレンジ!

「My Wish List」 に書き出した夢の中から「これだけは絶対に譲れない!」という夢をいくつか絞り、選んだ夢を「Life Vision」として8つのセクションに分類していきます。
その価値観が自分にとってどんな意味か、詳しく書き出します。
分類する8つのセクションは、
・プライベートな行動を主とする「楽しみ」「学び・成長」
・パブリックな行動を主とする「ライフワーク」「仕事」
・またそれらを支える基盤となるような「ライフスタイル」「健康」「人間関係」「お金」
に分かれています。

セクションは自分の中でしっくりくる言葉の定義に変換してもOK。自分の夢を自身の価値観を通して分類することで、どのような役割を持っているのか一目で把握することができますし、逆に足りない分野にも気づくことができます。

バランスよく配置されていると、自身のことも人との関係も豊かになりますが、もちろん無理をして埋めなくても大丈夫。人は自然と足りないものを補う性質があるそうで、このように自分の夢を視覚的にも理解することが大切なのだそうです。

分類が終わったら、この目標が現段階どれだけ達成できているか円グラフにします。
現在の達成度を円グラフに書き込むと、バランスが一目瞭然。
半年後、1年後にはそのグラフがどう拡大していくかも想像して書きましょう。時間が経ってからの答え合わせも楽しみです。

そして最大のポイント「Life Vision」のページを最大にワクワクするように自分らしくアレンジしていきます。行きたい場所や叶えたい役割の写真を貼ったり、イラストを描いたり、マスキングテープで縁取ったり……。一目見るだけでワクワクするような好きなもの、好きなことでいっぱいにするのがポイントです。木村さんの手帳はこんなにもカラフル。いつでも夢を見直したくなりそう。
写真も、イラストもたくさん使ってワクワクするページに!
「My Wish List」と「Life Vision」を作成することで、夢が心の中のものだけではなく、実際にはどのような役割を果たすのか可視化できます。自分の夢ととことん向き合えば、目指すゴールを描くことができ、実現に向けての道筋の逆算ができるんですね!

■「逆算手帳」で時間軸の計画を立てよう

手が止まった場面もありましたが、なんとかMy Wish ListとLife Visionのページが完成! これを下書きとして、さらに掘り下げ&カラフルに楽しく手帳に書写していきます。
これまでの作業で夢を明確にできたら、ここからはビジョンを具体的なプランに落とし込んでいきます。8つのカテゴリをさらに細分化するもよし、大切だと思うことを掘り下げるでもよし。そして6つの役割に分けていきます。

そして役割にあてはめた夢は1年で叶えたいものなのか、10年で叶えたいものなのか、生涯をかけて叶えたいものなのか時間軸に落とし込んでいくのです。

10年で叶えたいものは1年ごとに何をすればいいか、1年で叶えたいことは1ヶ月ごとに何をすればいいか……。ゴールが明確に決まっているので、そのゴールに間に合うように、無理なく必要なことだけを選び、計画を立てていくことができます。

人の心は常に変わるもの。そのため計画が途中で変わっても大丈夫。ゴールの達成に間に合うように計画をアップデートしていけばいいのです。

「逆算手帳で細かな夢への道筋を作ると、計画を実行することで精一杯になってしまうのではないか、と思う方もいると思います。その考え方は実は全く逆で、逆算して無駄のない計画を立てることによって、気持ちや行動に余裕が生まれ、その場で想像していなかった出来事が舞い込んでくるようにもなりますよ」(木村さん)
完成した筆者のビジョン!
最後に木村さんから、今年こそ一歩踏み出したいアリシー読者にメッセージをいただきました!

「これまで夢に気づくと、叶わないのではないかと自分が傷ついてしまっていた人も多いはず。そんな人こそ諦めないで、向き合い考え叶える力を身につけてほしい。まずは騙されたと思って、逆算手帳で自分の夢と向き合ってみて」(木村さん)。

2019年、まずはビジョンづくりからチャレンジして、今年こそ夢への第一歩を踏み出しましょう!

(吉永涼+アリシー編集部)


<取材協力>
Ryo Yoshinaga
Ryo Yoshinaga
気になることはなんでも知りたい、どこでも行きたい!そんな体当たりで等身大の記事をお届けします。普段はシンガーソングライターとして、日常で感じる小さな感情のゆらぎを言葉にして歌っています。最近は北欧雑貨集めとハーバリウム作りがマイブーム。
気になることはなんでも知りたい、どこでも行きたい!そんな体当たりで等身大の記事をお届けします。普段はシンガーソングライターとして、日常で感じる小さな感情のゆらぎを言葉にして歌っています。最近は北欧雑貨集めとハーバリウム作りがマイブーム。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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