スマートスピーカー(AIスピーカー) Amazon Echoでできること
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スマートスピーカー(AIスピーカー) Amazon Echoでできること

第31回 住まいをもっと豊かにする家具家電
「Amazon Echo」はスマートスピーカーの先駆けとも呼ばれるデバイスで、内蔵されたAIアシスタントによって対話を通してさまざまなアクションを実行することができる。その利便性から家庭での使用だけでなく、ビジネスシーンにおいても活用もされ始めている。この記事では、Amazon EchoとそのAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」についての特徴、実行可能なアクションについてまとめている。

Amazon Echo(アマゾンエコー)とは

Amazon EchoはAmazonが販売するスマートスピーカーで、Alexa(アレクサ)と呼ばれる人工知能(AI)が搭載されたデバイスである。対話型の音声操作機能を持ち、声による指示で検索や音楽再生を行ったり、ニュースを読み上げたり、連携している家電を操作したりと、さまざまな返答・動作を行わせることができる。

今やGoogle HomeやLINE Clovaなどさまざまなスマートスピーカーが販売されているが、それらの先駆けとして誕生したのがこのAmazon Echoである。

人気のポイントを2点紹介しよう。
ひとつめは音声認識。Amazon Echoはスマートスピーカーの先駆けではあるものの、音声認識能力の高さには定評がある。高性能マイクにより、部屋のどこから話しかけても応答が可能である。想像以上にノンストレスで快適な操作ができる点が大きな特徴だ。

もうひとつは、Amazonの音楽配信サービス「Prime Music」「Amazon music Unlimited」との連携。Amazonファミリーからプライム会員に登録した方もいるのではないだろうか。その場合、「Prime Music」は無料(プライム会員の場合)だが200万曲、「Amazon music Unlimited」は月額980円(プライム会員なら月額780円)で約4,000万曲もの楽曲をいつでも聴くことができる。

最も安い「Echoプラン」なら、登録したAmazon Echo1台でしか再生できないという制約はあるものの、同様のサービスを月額380円で利用できる。

AIアシスタントとは

そもそも、AIアシスタントとはなんだろうか。ひとことで表せば、「ユーザーとの対話を通じてタスクを判断・実行するシステム」と言えるだろう。

Amazonの「Alexa」、Appleの「Siri」、Googleの「Google Assistant」などがこれにあたる。その多くは高度な音声認識・言語処理技術により人の発した言葉を理解し、状況や前後の文脈に合わせたアクションを実行してくれる。

今まではキーボードで文字を打ち込んだり、マウスで操作したりしなければならなかったものも、AIアシスタントを活用すれば声だけで操作することができるのだ。

Amazon Echoシリーズの特徴

現在、Amazon Echoシリーズはスクリーンなしの「Echo」「Echo Plus」「Echo Dot」、スクリーンありの「Echo Spot」「Echo Show」の5種類が発売されている。それぞれのスペック、価格などは以下の表のとおりである。

詳しくは後述するが、Amazon EchoシリーズはWi-Fi接続が前提で、バッテリー駆動ではなく電源につないだ状態で使用する。スクリーンなしのモデルは専用の「Alexaアプリ」を通してセットアップ・機能拡張を行うことになる。

Amazon Echoでできること

では、Amazon Echoで出来ることを見ていこう。まずは以下の「出来ること一覧」を見てほしい。呼びかけるだけで本当に多くのことが出来るのがわかるはずだ。

【Amazon Echoで出来ること一覧】
● 音楽・動画・ラジオの再生
● 音楽を再生する
● ラジオ・Podcastを再生する
● 動画を再生する(ディスプレイ付きモデル)
● さまざまな情報の確認
● ニュースや本を読み上げる
● 天気予報を確認する
● スポーツ結果を確認する
● 通話・音声検索・タスク管理
● 通話やメッセージ送信を行う
● 情報を調べる
● アラームやタイマーをセットする
● スケジュールやリマインダーを確認する
● リストを管理する
● 便利な機能
● 情報を通知する
● Amazonで買い物をする
● 外国語を翻訳する
● レストランやお店を見つける
● 料理の予約や注文をする
● 計算・単位換算をする
● スマートホームデバイスを制御する
● 定型アクションを設定する
● 被災地へ寄付をする
● 対話機能
● ゲームで遊ぶ
● 軽い雑談をする
● 拡張機能
● IFTTTと連携する

「アレクサ、音楽かけて」というように、「アレクサ、」と呼びかけた後に続けて特定の音声コマンドを伝えることで、上記のようなアクションを実行することが可能だ。

Amazon Echoは「スキル」とIFTTTで機能がさらに広がる

Amazon Echoは「スキル」と呼ばれるアプリをダウンロードすれば、応答できる機能を増やすことができる。日本版ではすでに400種類以上ものスキルが用意されており、追加すれば銀行の口座残高を聞いたり、電力の使用量を聞いたり、タクシーを呼んだり、牛丼を注文したりすることが可能になる。

IFTTT(イフト)は「If This Then That」の略称で、さまざまなWebサービスを連携して利用できる仕組みである。たとえば、Amazon Echoに話しかけた内容をLINEで送ることができる。外で働いている夫に「今日何時に帰るの?」など、家事をしながら聞けるという具合だ。ほかにもLINEやGmail、天気予報やなど現在では350種類以上ものサービスが登録されている。

スキルとIFTTTによって自分仕様にカスタマイズしていく、まさにスマートスピーカーの真骨頂とも言える点であろう。

Amazon Echo以外のAlexa対応スマートスピーカー

純正のAmazon Echoのほかに、他社からもAlexaに対応したスマートスピーカーが発売されている。基本的な性能や操作方法はAmazon Echoと同様だが、それぞれが使用するシーンに特化した形状を有しているのが特徴だ。

アンカー「Eufy Genie(ユーフィジェニー)」

モバイルバッテリーやワイヤレス充電器、スピーカーなどで知られているアンカー(ANKER)から、Alexa対応のスマートスピーカー「Eufy Genie(ユーフィジェニー)」が発売されている。使用できる機能は純正品と変わらないものの、価格が4,000円台と安価なので手に取りやすいのが特徴的である。

参考リンク:Eufy Genie|Amazon

アイボックス「Ellipsis(エリプシス)」

イギリスのオーディオメーカーであるアイボックス(i-box)は、キッチンでの使用を想定したAlexa対応スマートスピーカー「Ellipsis(エリプシス)」を発売中だ。ケーブルレスの非常に小型なボディ、コンセントに取り付ける形で利用できるため、キッチンスペースを圧迫することなく活用することが可能である。

参考リンク:i-box Ellipsis

Amazon Echoの使い方

Amazon Echoの使用を開始するにあたり、用意するものは以下の通り。

● Amazon Echo本体
● Amazonアカウント
● Wi-Fiアクセスポイント
● スマートフォン・タブレット・Wi-Fi接続可能なパソコン
● Amazon Alexa アプリ

Echoのデバイス設定はWi-Fiを経由して連携する仕組みになっている。Echo本体にはLANケーブルを接続することができないため、Wi-Fiにアクセスできる環境は必須である。

スマートフォン、タブレットでセッティングを行う場合はアプリをインストールした後、アプリの指示に沿って設定を進めれば難なく完了する。パソコンの場合は、Amazon Alexa設定の専用ページから行う。

スクリーン付きのEcho SpotまたはEcho Showの場合は、アプリを用意せずにスクリーン操作だけでセットアップをすることができる。

Amazon Echo本体の操作

Amazon Echoは音声による操作以外にも、本体のボタンでも以下の操作を行うことができる。

● 音量の操作
● マイクのオン・オフ
● Alexaを起動する

ボタンでAlexaを起動したときにはウェイクワード(「アレクサ、」という冒頭の呼びかけ)は不要で、すぐに音声コマンドを伝えればアクションを実行させることができる。

報告されているAlexaの誤作動

徐々に家庭に広がりつつあるAmazon Echoだが、世界ではAlexaの誤作動による予期せぬ弊害が報じられている。今までにみられた誤作動について、以下で紹介する。

商品を誤発注した

Amazon Echoを操作するのはスマホやパソコンを操作するよりもはるかに簡単であるため、子供が親の真似をして勝手に商品を注文してしまうという危険性がある。

ある報道によれば、小さな女の子がAmazon Echoに「私にドールハウスをちょうだい」と話しかけたところ注文が成立してしまったというトラブルが実際にあったとのことだ。

話はここにとどまらず、この事件をニュースで報じる際にアナウンサーが読み上げた「アレクサ、私にドールハウスを買って」という言葉に視聴者のAmazon Echoが反応し、次々と注文し始める事態に至ったという。

現在では音声注文を完全にオフする機能やパスコード追加により意図しない注文への対策は施されてはいるが、目で見て確認できるスマホやパソコンと違い、認識ミスを完全に対策することは難しいだろう。

参考リンク:Amazon’s Alexa started ordering people dollhouses after hearing its name on TV|The Verge

突然笑い出した

アメリカでは、「呼びかけていないのに突然笑い声を上げる」という事例も多数報告されている。

Amazonはこの事例を「ごくまれに”Alexa, laugh(アレクサ、笑って)”と聞き間違えるためで、この呼びかけでは起こらないように変更した」と原因と対策を報告しているが、「無音状態(呼びかけをしていない状態)で突然笑い出した」ことの原因については触れていない。

参考リンク:Amazon Alexa's creepy, spontaneous laugh is weirding people out|Mashable

参考リンク:Amazon reveals why Alexa is randomly laughing and creeping people out|Mashable

オリジナル昨日を搭載したスマートスピーカーで生活を変える

Google Homeは音楽再生からニュース・天気予報の確認、スマートホーム家電の操作、ちょっとしたおしゃべりまで、呼びかけひとつで実に多彩な動作を行うことができる。特にスマートスピーカーを介した音声通話はAmazon Echoならではの機能であり、ハンズフリーで通話を楽しみたい方には特におすすめしたい。Amazon Echoで今より便利で豊かな日常を味わってみてはいかがだろうか。

※画像はイメージであり、紹介している商品とは異なります。

Webメディア「éditeur」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。一部コンテンツは、「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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