俳優の大泉洋が主演を務める連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系、火曜午後9時)で、兆と文人の2役を担当している岡田将生がこのほど、クランクアップを迎えた。
岡田が演じる兆は、「ノナマーレ」という会社の社長で、主人公の文太(大泉)たちをエスパーに仕立て上げた人物。本名は文人で、記憶を失いながら文太と生活している四季(宮﨑あおい)の本当の夫でもある。実体は2055年に存在しており、文太たちが見ている姿は、30年後の未来から投影されている立体映像だ。
そんな2役に挑んだ岡田は、クランクアップに際して「自分だけではこの役はできなかった。スタッフの皆さんが作ってくださった役なんじゃないかと思いました」と語り、「四季と文人の幸せな過去のシーンも撮ることができて、ご褒美のような時間でした」とコメントを寄せた。
連ドラ「アンナチュラル」「MIU404」「海に眠るダイヤモンド」(いずれもTBS)や、映画「ラストマイル」で知られる野木亜紀子さんが脚本を務める完全オリジナルのSFラブロマンス。会社をクビになり、人生詰んだサラリーマンが「ちょっとだけエスパー」になって世界を救う姿を描く。

