俳優の横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の最終回(14日放送予定)に俳優の北村一輝が本居宣長役で出演することが決まった。
天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児となった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の人生を描く大河。
北村が演じる本居は和学者で、蔦重が宣長の著述を江戸で売り広めようと、伊勢・松坂まで訪ねてくる。史実では、現存する日本最古の歴史書「古事記」を研究し、「古事記伝」を執筆。また医者としての一面も持っていた。
北村一輝コメント
「友人から『べらぼう』が面白いと聞きオンデマンドで見始めたところ、いつの間にか一視聴者として物語に深く惹き込まれていました。まさか、自分に出演のオファーが届くとは大変驚きました。本居宣長という人物は『古事記』を解読したことで知られる医学、和学者でありその思想や生涯に非常に興味深く感銘を受けました。久しぶりの大河ドラマへの参加となりましたが、刺激的で心から楽しむことができる役所でした」

