フォカッチャのおいしい楽しみ方
■多様な食べ方がフォカッチャの魅力フォカッチャは生地にすでにオリーブオイルが練り込まれているため、そのまま食べても美味しいですが、アレンジが自在なのも魅力です。イタリアでは、前菜や料理の付け合わせとして、またサンドイッチのベースとしても楽しまれています。

また、イタリア料理のお供として、ラタトゥイユなどの料理やスープなどとも相性がよく一緒に食べることも多いです。ちぎったフォカッチャをスープにつけて食べるのも一般的です。
トースターなどで温め直すだけでもまるで焼き立てのような味わいになりますよ。
■おすすめアレンジ
■サンドウィッチ(パニーニ):
横に切り込みを入れて、ハムやチーズ、野菜などを挟めば、ボリューム満点のサンドウィッチが完成します。パニーニはイタリア発祥の温かいサンドイッチのことです。

■ピザ風:
生地に具材をのせてオーブンで焼くと、もちもち生地のピザ風フォカッチャになります。
■フレンチトースト:
卵液に漬け込んで焼くと、フォカッチャの塩気と卵液の甘さが絶妙な、もちもち食感のフレンチトーストになります。
お手軽!家庭で作れるフォカッチャのレシピ2選
ご家庭でも作れるフォカッチャのレシピを2種類ご紹介します。手作りならではの格別の美味しさを、ぜひ試してみてください。
フォカッチャ
【材料・縦22×横27cmの受け皿1台分】
〈生地〉
強力粉…100g、薄力粉…150g、インスタントドライイースト…6g、オリーブ油…大さじ2、塩…小さじ1弱、水…160ml
黒・グリーンオリーブの輪切り…25〜30切れ、ローズマリー…1〜2枝、打ち粉(強力粉〈または薄力粉〉)…適量、オリーブ…適量、塩…適量
【下ごしらえ】
1.耐熱容器に生地の水を入れ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で約1分加熱する。
2.ボウルにサラダ油(分量外)を薄くぬる。
3.オーブントースターの受け皿にオーブン用ペーパーを敷く。端は受け皿の高さに切り揃える。
【作り方】
1.生地を作る。下準備とは別のボウルに強力粉、薄力粉、ドライイースト、塩を入れ、ゴムべらでさっと混ぜる。オリーブ油、水を加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
2.台に取り出し、軽くこねてまとめる。生地を打ちつけて、手前から半分に折る。これを生地がなめらかになるまで約10分繰り返す。
3.下準備したボウルに生地を丸めて入れる。霧吹きで2〜3回水を吹きつけ、ラップをかけて、暖かいところに置く。生地が約2倍にふくらむまで、約45分おいて一次発酵させる。
4.台に打ち粉をし、生地を取り出して手で軽く潰してガスを抜く。表面を張るように丸め、ぬれぶきんをかけて約15分休ませる。
5.再び台に打ち粉をし、めん棒で受け皿の大きさにのばし、受け皿に入れる。霧吹きで2〜3回水を吹きつけ、約20分おいて二次発酵させる。
6.全体にオリーブ油をはけやスプーンでぬり、指を入れてへこみを25〜30カ所作る。へこみにオリーブを入れ、ローズマリーを粗くちぎって全体に散らし、塩をふる。

7.オーブントースターで、全体にこんがりと焼き色がついて、ふくらむまで約15分焼く。受け皿が小さく、生地が厚くなると焦げやすいので気をつけて。その場合は焼き色がついたらアルミホイルをかぶせて焼く。取り出して、食べやすい大きさに切り分ける。
(全量1249kcal、塩分9.3g 調理/桑原奈津子 栄養計算/スタジオ食)
※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

青のりフォカッチャ
【材料・1斤分】
強力粉…250g、ドライイースト…3g、粉チーズ…大さじ1、グラニュー糖…5g、青のり…大さじ1と1/2、塩…5g、冷水…190ml
【作り方】
1.ホームベーカリーのパンケースに強力粉、グラニュー糖、塩、青のり、冷水を入れる。ドライイーストは自動投入口に入れる。
※ドライイーストの自動投入口がない場合
パンケースに強力粉を中央が高く山になるように入れる。端にグラニュー糖、塩、青のりを入れ、冷水を周囲から回し入れる。ドライイーストは塩と水分に触れないように、粉の山のてっぺんに、くぼみを作って入れる。

2."ドライイースト"、"食パン"のコースを選び、スタートボタンを押す。
3.発酵が終わり、焼きに入る直前(焼き上がりの約45分前)になったら、ホームベーカリーのふたをあけ、生地の上部に粉チーズをまんべんなくふって、指で軽く押さえる。ふたを閉め、そのまま焼き上げまで続行する。
※ホームベーカリーから合図音は鳴らないので、焼き上がりの時間を見て、自分でタイマーをセットしておくとよい。※お使いの機種の取扱説明書に従ってください

4.焼き上がったら、ミトンなどでパンケースを逆さにして持ち、底をたたいて取り出し、網にのせてさます。

(1斤分978kcal、塩分5.5g 調理/桑原奈津子 栄養計算/スタジオ食)
▶教えてくれた人 桑原奈津子先生

カフェのベーカリーや製粉会社の開発室勤務を経て、料理研究家に。著書に、「卵・乳製品・小麦粉なし 作ってあげたい 子どものおやつ」(KADOKAWA)、朝食と愛犬を定点観察した「パンといっぴき」(パイ・インターナショナル)など。
シンプルな構成ゆえに素材の良さが際立つフォカッチャ。様々なアレンジが可能なフォカッチャで自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。
文=レタスクラブ 監修=齋藤久美子(栄養士)

