しなやかな曲線が美しく、優雅な動きが魅力的な猫のしっぽには、さまざまな役割があることをご存じでしょうか?
今回は数ある猫のしっぽの役割のなかから、「感情表現の役割」に注目。愛玩動物看護師の小野寺温先生に、しっぽの動きや形の変化でわかる猫の気持ちを、詳しく解説していただきます。

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が平常心のときはしっぽに力が入らず、水平より少し下がっている状態。名前を呼ばれたときなど、しっぽの先をパタパタさせてお返事するのも、ノーマルな状態といえるでしょう。
うれしい・楽しいときの猫のしっぽ
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
では、うれしいときや楽しいとき、猫のしっぽはどのような動きや形になるのでしょうか。
しっぽの先端をプルプルと震わす
猫は「気になるものを見つけた」「もうすぐ願いが叶いそう」など、“いい興奮”状態のときにしっぽの先端をプルプルと震わすことが。はやる気持ちが抑えきれずにしっぽの先端まで力が入り、それが震えにつながっているようです。なお、プルプルは一瞬で終わってしまうので、愛猫がやっていても気付かない人も。短尾の猫の場合は、しっぽ全体を震わせます。
しっぽをピンと立てる
これは、子猫が母猫に近づくときのしぐさの名残。しっぽを立てているときの猫は上機嫌といえます。まっすぐ上向きにピンと立てながら近づいてきたら、飼い主さんに「かまって」「こっちを見て」といった気持ちなのでしょう。猫によっては無意識にしっぽの先の力が抜け、少しだけクネッとさせていることも。
