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「大腸内視鏡検査後の腹痛」は放置して大丈夫?危険なサインと対処法も医師が解説!

「大腸内視鏡検査後の腹痛」は放置して大丈夫?危険なサインと対処法も医師が解説!

大腸内視鏡検査後の腹痛が起きたらどのくらい続く?

検査後の腹痛の持続時間は、腹痛の原因や処置の内容によって異なります。多くの場合は自然に回復しますが、症状が長引く場合には注意が必要です。

通常は大腸カメラから1〜2日程度で自然に腹痛が治まることが多い

大腸カメラ検査後の腹痛は、多くの場合、検査当日から翌日にかけてピークを迎え、その後1〜2日程度で自然に軽快していくことがほとんどです。生検やポリープ切除を行った場合でも、基本は数日以内に落ち着くことが一般的です。ポリープ切除をした後で腹痛が3日以上続く場合や、痛みが日を追うごとに強くなる場合は、自然回復の範囲を超えている可能性があります。そのような場合は検査を受けた医療機関に相談しましょう。

内視鏡後にガス(おなら)が出るとおなかの痛みが軽快しやすい

検査中に注入された空気が腸内に残っている場合、その空気がおならとして体外に排出されることで腹部膨満感や痙攣性の腹痛が速やかに和らぐことがあります。検査後にトイレで排ガスを促すよう意識することで、症状の改善を早めることができます。排ガスが難しいと感じる場合は、左側を下にして横向きの体位をとると腸内のガスが移動しやすくなることがあります。また適度に歩くことやおなかを温めることも、ガスの排出を促す効果が期待できます。

大腸内視鏡検査後に見逃してはいけない腹痛と危険なサイン

大腸カメラ検査後の腹痛のほとんどは一時的なものですが、なかには緊急の対応が必要な場合もあります。次のようなサインが現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

激しい痛みや冷や汗、発熱を伴う場合

検査後に急激に強くなる腹痛、冷や汗、発熱(特に38℃以上)が同時に現れた場合は、腸管穿孔(腸に穴が開いた状態)や腹膜炎などの重篤な合併症が起きている可能性があります。このような症状はすぐに受診が必要なサインです。痛みが今まで経験したことのない激しい痛みになる、安静にできないほど痛みがある場合は、自己判断せずに検査した医療機関へ相談しましょう。休日・夜間の場合は救急外来の受診も検討してください。

大量の血便や嘔吐、お腹が硬くなっている場合

検査後に大量の鮮血が便に混じる(血便)、繰り返す嘔吐、お腹全体が板のように硬くなっている(腹膜刺激症状)といった症状は、術後出血や腸管穿孔が疑われるサインです。生検やポリープ切除後に少量の出血が見られることはありますが、通常は数日で消失します。腹痛がなくても赤黒い排便が持続する、血液そのものを排出する状態が続くようであれば、まずは検査した医療機関へ相談してください。夜間・休日であれば救急外来の受診も検討しましょう。

配信元: Medical DOC

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