【状況別】おすすめの女性向け転職エージェントを比較

続いて、子育てママ、事務職を目指す女性、キャリアアップやハイクラス転職を目指す女性という状況別におすすめの女性向け転職エージェントを表形式で比較していきます。自身の家庭環境や目指す職種、転職で叶えたい条件などを考慮しながらチェックしてみてください。
子育てママにおすすめの転職エージェント
子育てをしながら働くワーキングマザーにおすすめの転職エージェントとしてピックアップするのは、リクルートエージェント、マイナビエージェント 女性の転職、リアルミーキャリア、mogcareer、withworkの5社です。
このうち、豊富な求人の中から自身に最適な転職先を見つけたい人には、業界最大手の総合型エージェントでもあるリクルートエージェントがおすすめです。一方、親身なサポートを求めるなら女性に特化したマイナビエージェント 女性の転職、リアルミーキャリア、mogcareerや、ワーキングペアレンツに特化したwithworekもチェック。自身が求める働き方や待遇などの条件に合わせて選ぶのがおすすめです。
| 転職エージェント | 求人数 | タイプ | 特徴 |
| リクルートエージェント | 公開求人:約56万件/非公開求人:約42万件 | 総合型 | 業界最大手の転職エージェントで求人数がとにかく豊富 専用アプリの機能も充実 どのエージェントにするか迷っている人にもおすすめ |
| マイナビエージェント 女性の転職 | 公開求人:約9万件/非公開求人:約1万5000件 | 特化型(対象:女性) | 総合型のマイナビエージェントの中で、女性の転職に特化したチームが対応する女性専門のエージェントサービス 親身なサポートに定評があり、女性ならではの悩みに寄り添ってもらいたい人におすすめ |
| リアルミーキャリア | ー | 特化型(対象:子育て中の女性) | 時短正社員で働きたいワーママ向けの転職エージェント 入社後すぐに時短勤務が叶う企業はもちろん、リモート・フレックスなど柔軟な働き方を実現できる企業の正社員求人を数多く保有している |
| mog career | ー | 特化型(対象:子育て中の女性) | リモートワーク、フレックス、時短勤務などが叶う求人がそろうため、子育てしながらキャリアアップを叶えたいママにおすすめ 自己理解と市場理解を深める「キャリア活動」に力を入れているのも特徴的 |
| withwork | ー | 特化型(対象:子育て中の男女) | 子育てしながらもハイクラス転職を目指すワーキングペアレンツに特化した転職エージェント IT/Web業界の求人をメインに、育児や介護といった事情に理解のある企業を厳選して紹介している |
なお、ママテナでは子育てママの転職事情について詳しく紹介した記事も掲載中です。ワーキングマザーで、仕事と育児の両立に悩んでいるという人は参考にしてみてください。
>>子育てママの転職についての記事はこちら
事務職を目指す女性におすすめの転職エージェント
事務職を目指す女性におすすめなのは、リクルートエージェント、doda、Ready就活の3社です。事務職は幅広い業界で必要とされる職種。より多くの求人の中から自身に最適な転職先を見つけたい人や、年齢が30代以上の人は大手の総合型エージェントでもあるリクルートエージェントやdodaをチェックしてみましょう。
一方、残るReady就活は第二新卒を含め、経験がそれほど多くない20代女性向けの転職エージェント。今後のライフステージの変化を見据えた転職サポートが魅力です。
| 転職エージェント | 求人数 | タイプ | 特徴 |
| リクルートエージェント | 公開求人:約56万件/非公開求人:約42万件 | 総合型 | 業界最大手の転職エージェントで求人数がとにかく豊富 専用アプリの機能も充実 どのエージェントにするか迷っている人にもおすすめ |
| doda | 20万件以上の求人 ※2025年6月時点 | 総合型 | 女性の転職サポートにも定評のある総合型転職エージェント 転職サイトとエージェント、両方の機能を変え備えているため、効率よく活動できる |
| Ready就活 | 約180件 | 特化型(対象:20代の女性) | 第二新卒を含む20代女性を対象とした転職エージェント 女性ならではのライフステージの変化に応じたキャリアアップを支援 |
キャリアアップやハイクラス転職を目指す女性におすすめの転職エージェント
転職によってキャリアアップを叶えたい女性や、ハイクラス転職を目指す女性におすすめの転職エージェントは、パソナキャリア、JACリクルートメント、LHH転職エージェントの3社です。いずれもハイクラス・ミドルクラス向けの転職支援をメインとしています。
このうち、国内の大手企業への転職を目指すならパソナキャリア、外資系企業やグローバル企業も視野に転職活動を進めるならJACリクルートメントをチェックしてみましょう。残るLHH転職エージェントは求人数はそれほど多くはないものの、転職者のニーズに沿ったサポートが最大の魅力。やみくもに転職するのではなく、現職での可能性も含めて最適なキャリアパスを考えたい女性におすすめです。
| 転職エージェント | 求人数 | タイプ | 特徴 |
| パソナキャリア | 公開求人:約4万6000件 | 総合型(※ハイクラス向け) | 保有する求人の約半数が年収800万円以上 30代~40代前半の女性に人気の転職エージェント 高いマッチング力とサポート力に定評があり、国内の大手企業への転職支援に強い |
| JACリクルートメント | ー | 総合型(※ハイクラス・ミドルクラス向け) | ハイクラス・ミドルクラス向けの転職エージェント 国内大手はもちろん、外資系企業やグローバル企業への転職支援にも強い 英語のレジュメチェック、面接対策なども行っている |
| LHH転職エージェント | 公開求人:約1万1000件 | 総合型(※ハイクラス向け) | 求人数は多くないものの、求職者一人一人のキャリアビジョンや目標、ニーズに沿ったサポートを提供 無理に転職を勧めるのではなく、現職での可能性も含めて求職者に最適なキャリアパスを考えてくれるのが魅力 |
なお、ママテナではハイクラスの転職におすすめのサイトやエージェントについて詳しく紹介した記事も掲載中です。キャリア重視の女性は参考にしてみてください。
>>ハイクラスの転職についての記事はこちら
女性が転職エージェントを有効利用する5つのコツ

ここからは女性が転職エージェントを有効利用するためのコツを5つ紹介します。せっかく転職エージェントに登録しても活用できなければ意味がありません。転職活動を成功させるためにも、しっかりと確認していきましょう。
女性のアドバイザーに担当してもらう
コツの一つ目は女性のアドバイザーに担当してもらうことです。求職者は基本的に担当のキャリアアドバイザーを選ぶことはできないものの、面談などで相性が合わないなどと感じた場合は、変更を希望することが可能です。
一概には言えませんが、女性のアドバイザーの方が、結婚や出産、育児と仕事の両立など女性が悩みやすい事柄に対して、より具体的なアドバイスをもらえる可能性が高め。また女性の求職者の場合、女性のキャリアアドバイザーの方が本音で相談しやすいという人も多いでしょう。
なお、「女性の転職に理解のある担当者の有無をチェック」の項目でも紹介したように、中にはどんなキャリアアドバイザーが在籍しているか、サイト内に掲載している転職エージェントもあります。登録前にチェックしてみてください。
自己分析についても積極的にアドバイスをもらう
コツの2つ目が自己分析について積極的にアドバイスをもらうという点です。自分自身では深く分析したつもりでも、第三者の視点で見ると、また違った面が出てきます。自分自身を客観的に把握したい場合は、自己分析の段階からキャリアアドバイザーに積極的に質問するようにしましょう。
キャリアアドバイザーは多くの求職者の相談に乗っており、また転職事情にも詳しいため、自分自身の隠れた強みや長所、適した転職先の環境などについてもアドバイスしてもらえるでしょう。
書類選考や面接対策をしてもらう
3つ目のコツは、自らキャリアアドバイザーに働きかけ、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策をしてもらうこと。キャリアアドバイザーは、求職者の応募先企業がどんな人材を求めているのかも踏まえた上で、アドバイスをしてくれます。
ただし、求職者が求人紹介と選考対策のどちらを重視しているかによっても、キャリアアドバイザーの対応は変わってきます。選考対策をあまりしてくれないと感じたら、求職者側が積極的に対策を依頼することがポイントです。
面接後は企業側の評価を教えてもらう
4つ目のコツは、面接後に企業側の評価についてフィードバックをもらうという点です。残念ながら不採用になった面接であっても、よかった点・悪かった点を教えてもらえば、次の他社の面接に生かしたり、対策を講じたりすることができます。
また、内定を獲得できた場合でも、面接時に何が評価されたのかフィードバックをもらえば、入社後の評価を上げるために役立つでしょう。
企業について気になること、伝えづらいことを確認する
応募先の労働環境や雰囲気など、気にはなっていても面接で直接確認しづらい、という事柄は意外と多いもの。企業について気になることや、直接伝えづらいことを聞きたいときに、キャリアアドバイザーを通すというのが、5つ目のコツです。
また、転職エージェントによっては、年収や入社日の交渉などを代行してもらえるケースもあるので、活用するようにしてください。
女性の転職エージェント利用についてよくある質問

ここからは女性の転職エージェント利用についてよくある質問をピックアップしていきます。転職エージェントを使わ五方がいいケースや、年代によっておすすめのエージェント、ママにおすすめのエージェントなどについて回答しているので参考にしてみてください。
転職エージェントを使わない方がいい場合ってあるの?
より効率よく転職活動を進めたいなら、複数の転職エージェントに登録して活用するのがおすすめです。ただ、エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーからの連絡や求人紹介が頻繁に来ることになるため、マイペースに転職活動を進めたい人や、転職自体を迷っている人は、まずは転職サイトのチェックから始めてみてもよいでしょう。
詳しくは記事内の「転職エージェントと転職サイトの違いは?」の項目でも解説しているので参考にしてみてください。
年代によっておすすめの転職エージェントは違うの?
20代・30代・40代以上の年代によってもおすすめの転職エージェントは違ってきます。エージェントによって得意な求人が違うのはもちろん、中には対象の年代を限定しているエージェントもあるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
なお、記事内の「【年代別】おすすめの女性向け転職エージェントを比較」の項目では20代・30代・40代以上の年代ごとにおすすめの転職エージェントを紹介しているので、チェックしてみてください。
ママの転職におすすめのエージェントはある?
転職エージェントの中には、ママが働きやすい企業の求人を多く保有する転職エージェントも存在します。育児と仕事の両立を叶えたいワーキングマザーは、そういったエージェントを上手に活用することで、転職成功の確率を高めることができるでしょう。
なお、記事内の「子育てママにおすすめの転職エージェント」の項目では、ママが登録したいエージェントを具体的にピックアップしているので、参考にしてみてください。
まとめ

女性におすすめの転職エージェントやその選び方について詳しく紹介しました。一口に女性向けの転職エージェントと言っても、年代や状況別に最適なエージェントは違ってきます。転職活動中、または今後活動していきたいという女性はぜひ、今回の記事で紹介したエージェントごとの特徴なども参考にしながら、自身に最適なエージェント数社に登録してみてください。
(構成・文:ママテナ編集部)
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
