【残業少なめ】を希望する保育士向けの転職サイト
続いて、残業が少ない職場への転職を希望する人におすすめの転職サイトは、レバウェル保育士、マイナビ保育士、保育士人材バンクの3つです。レバウェル保育士は職場のリアルな情報を提供してもらえるため、実際に残業の少ない職場も見つかりやすいでしょう。
マイナビ保育士と保育士人材バンクはいずれも、転職者の価値観に寄り添ったマッチングが得意な転職サイト。残業少なめの職場、という希望にも最適な求人を紹介してもらえる可能性は高めです。
| サービス | 求人数 | 特徴 |
| レバウェル保育士 | 約1万4000件 | 職場のリアルな情報を提供してもらえる |
| マイナビ保育士 | 公開求人:約2万100件 | 転職者の価値観に寄り添ったマッチングが得意 |
| 保育士人材バンク | 約3万5000件 | 転職者の価値観に寄り添ったマッチングが得意 |
【派遣・パート希望】の保育士向けの転職サイト
派遣やパートなど正社員以外の働き方を希望する人におすすめの転職サイトは、保育士ワーカー、ヒトシア保育のお仕事探し、ブレイブ保育士の3つです。保育士ワーカーは約7400件、ヒトシア保育のお仕事探しは約2000件のアルバイト・パートの公開求人を保有。親身な転職サポートを望むなら保育士ワーカー、就職・転職フェアなどにも参加したいならヒトシア保育のお仕事探しがおすすめです。
残るブレイブ保育士は派遣の求人を多く取り扱っている転職サイト。派遣での就業を視野に入れている人は一度チェックしてみてください。
| サービス | 求人数 | 特徴 |
| 保育士ワーカー | 約2万9000件 | アルバイト・パートの公開求人が約7400件、親身なサポートも魅力 |
| ヒトシア保育のお仕事探し | 約4100件 | アルバイト・パートの公開求人が約2000件、就職・転職フェアに参加したり、園からスカウトを受けたりといった使い方も可能 |
| ブレイブ保育士 | 約3400件 | 派遣の求人を多く取り扱っている転職サイト |
保育士におすすめの転職サイトの選び方
ここまで多くの保育士向け転職サイトを紹介してきましたが、実際どこのサイトが自分には合うのか、分からないという人もいるのでは?ここからは、保育士におすすめの転職サイトの選び方として、4つのポイントを紹介します。参考にしてみてください。
複数サイトを掛け持ちして比較する

第1のポイントが、複数の転職サイトを掛け持ちして比較するという点です。転職サイトはそれぞれ、保有している求人、転職サポートの有無や内容、サイトの使いやすさなどが違います。このため、転職活動時は1つだけ登録して満足するのではなく、複数のサイトに登録した上で、どのサイトが合っているのか比較することが大切です。
転職サイトは一般的に無料で利用可能。複数を掛け持ちしたからといって、料金がかかるなどの不都合は生じません。複数に登録した上で、紹介求人の内容や担当のキャリアアドバイザーの対応などを比較し、メインで使う転職サイトを選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。
求人の勤務地をチェック

地方在住の場合は、公開されている求人の勤務地もしっかりとチェックしましょう。首都圏在住者の場合、どのサイトでもそれなりの求人数がそろっていることがほとんどですが、地方求人はどうしても数が少なくなりがち。
また、自分自身が住んでいる都道府県の求人はあっても、県庁所在地以外の市町村の求人は取り扱いがないというケースもあります。多くの転職サイトでは、勤務地別に求人を検索できるため、登録前に自分自身の在住地の求人がありそうかどうかを確認しておくのがおすすめです。
希望条件に合った求人の数をチェック

ひとくちに保育士の転職といっても、職場に求める条件はそれぞれ違うと思います。このため、転職サイトに登録する場合は一度、それぞれに合った条件で求人を検索してみるのがおすすめです。
例えば、年収アップを目指す人は「高額求人」、家庭との両立を目指す人は「残業少なめ」や「パート・アルバイト」、人間関係に不安がある人は「オープニング」などの条件で求人数をチェック。各サイトの求人数や内容を比較した上で、登録するサイトを選ぶとよいでしょう。
サイトの使いやすさをチェック

転職サイトの使いやすさも大切なポイントです。例えば専用アプリで求人がチェックできたり、トークアプリで担当のキャリアアドバイザーと連絡がとれたりするサイトなら、効率よく転職活動を進めやすいでしょう。
一方、転職サイトの中には求人検索の項目が少なく、求人を見つけづらかったり、応募書類を一から作成しなければならなかったり、といったケースもあり、転職活動に時間がとられてしまいます。
特に、在職中で時間がないという人などは転職サイトの使いやすさに注目して選ぶのがおすすめです。
保育士におすすめの転職サイトの利用の流れ

ここからは保育士におすすめの転職サイトの利用の流れを紹介していきます。もちろん、サイトによって使い方は違いますが、大まかな利用方法はそこまで変わらないため、参考にしてみてください。
転職サイトに登録
保育士向けの転職サイトを利用する場合、最初に必要なのが登録です。多くの転職サイトでは、Web上で個人情報や経歴などの必要事項を入力するだけで、登録が完了します。登録自体にそれほど時間はかからず、基本的に無料で利用できるため、気になる転職サイトがあるなら気軽に登録してみるとよいでしょう。
転職サポート付きのエージェント型の場合は初回面談を行う
保育士向けの転職サイトは大まかに、掲載されている求人に自ら応募する転職サイト型と、プロのキャリアアドバイザーの転職サポートが受けられるエージェント型の2種類に分けられます。
このうち、エージェント型の場合は登録後に担当のキャリアアドバイザーとの面談が設定されるのが一般的。面談では、転職理由や希望の転職時期、転職先に求める条件、これまでの経歴・スキルなどを確認します。
なお、面談をスムーズに進めるためにも、キャリアの棚卸しをする、希望条件を明確にして優先順位をつける、などの作業をあらかじめしておくのがおすすめです。
エージェントからの求人紹介や転職サイトでの情報収集を経て応募
エージェント型の場合、登録と初回面談が完了したら、担当者からの求人紹介がスタート。その中から、応募する園や施設を決めていきます。もし、紹介される求人がいまいちと感じる場合は、担当者に求人の紹介理由をたずねたり、自分自身の希望を伝えたりといった対応がおすすめ。意見をしっかりと伝えることで、マッチングの精度がより高まります。
一方、転職サポートなしの転職サイトの場合は、自ら求人を検索して、いい求人が見つかったらどんどん応募していきましょう。なお、効率よく進めるためには複数の求人への応募がおすすめです。
園見学、書類や面接での選考に臨む
応募が完了したら書類や面接での選考に臨みます。エージェント型の転職サイトを利用しているなら、担当のキャリアアドバイザーに書類の添削や模擬面接などの対策をお願いするのがおすすめ。プロの目線から有益なアドバイスをもらえるでしょう。
また、園によっては園見学の申し込みが必要となることも。園見学は単独で行われたり、面接とセットで行われたりと、園によって違うため、しっかりと確認するようにしてください。
内定、現在の園に退職の意向を伝える
無事に内定を獲得して転職を決めたら、現在の園に退職の意向を伝えるようにしましょう。なお、園によって退職を伝える時期が異なるため、就業規則などはあらかじめ確認しておくと安心です。
また、エージェント型の場合、転職先との条件交渉などを代行してくれることも。希望年収や働き方など、入職前に確認や交渉をしておきたいことがある場合は、転職予定の園や施設に直接言うのではなく、担当のキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめです。
保育士におすすめの転職サイトを徹底活用する5つのコツ

ここからは保育士におすすめの転職サイトを徹底活用するためのコツを5つ紹介します。せかっく登録するのであれば、コツをしっかりと押さえた上で利用してみましょう。
転職先に求める条件に優先順位をつけよう
コツのひとつめが、転職先に求める条件に優先順位をつけるという点です。保育士の転職に限った話ではないものの、転職で希望条件が全て叶う職場を見つけるというのは至難の業です。
このため、あらかじめ転職先に求める条件を明確にし、どうしても譲れない点や妥協できる点を考えておくのがおすすめ。複数の転職先で迷った場合も、より優先順位の高い条件を満たせる職場を選んだ方が、入職後のミスマッチが起こりにくいでしょう。
求人情報以外にも情報収集を怠らない
転職サイトに登録すると、さまざまな求人情報が手に入ります。ただし、書かれている内容を鵜吞みにしすぎるのは注意が必要です。
実際にどんな園なのかは、園の公式サイトや口コミでチェックしたり、園見学で確かめたりするのがおすすめ。求人情報以外の情報も収集することで、よりよい転職先が見つかりやすくなります。
経歴やスキルは正直に伝えよう
転職サポート付きのエージェント型サイトを利用する場合、自身の経歴やスキルは正直に伝えることが大切です。そうすることで、より自分自身に合った転職サポートを受けやすくなります。また、入職後にスキルと仕事内容が合わない、といったケースも避けられるでしょう。
書類の添削や模擬面接をお願いしよう
転職サポート付きのエージェント型転職サイトを利用するなら、応募書類の添削や模擬面接を担当のキャリアアドバイザーに依頼するのがおすすめです。
保育士向け転職サイトに所属しているキャリアアドバイザーは保育業界の事情に精通しているのはもちろん、求人を掲載している園や施設がどんな人材を求めているかも理解しています。このため、書類や面接でのアドバイスを求めることで、内定の確率が高まるでしょう。
担当アドバイザーとの相性を見極めよう
転職サポート付きのサイトは、担当のキャリアアドバイザーとの相性をしっかりと見極めることも大切です。担当のキャリアアドバイザーは二人三脚で転職活動を進めていくパートナーです。
転職者は基本的に担当を選ぶことはできないものの、面談の結果、悩みを相談しづらい、相性が悪い、などと感じるなら、よりよい転職活動のためにも、公式サイトを通じて担当の変更をお願いするのがおすすめです。
保育士は保育士以外にも転職できる?おすすめの転職エージェントも紹介
保育士が保育士以外の職種に転職することも可能です。例えば、肉体的な負担を軽減したい、土日はしっかりと休みたいという人には、一般企業の事務職やオフィスワーク系、人と接するのが好きという人には販売職などがおすすめ。
ここからは、保育士以外の業種に転職したい人に最適な転職エージェントを紹介します。保育業界以外へのキャリアチェンジを考えている人は参考にしてみてください。
リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界最大手の転職エージェントでその圧倒的な求人数の多さが魅力です。幅広い業界・職種の求人を取り扱っており、未経験から挑戦できる職種を探したいという人も使いやすいでしょう。なお、登録後は担当のキャリアアドバイザーが転職活動をしっかりとサポートしてくれます。
| サービス名 | リクルートエージェント |
| 運営企業 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 求人数 | 公開求人:約58万件+非公開求人:約44万件(※2025年7月時点) |
| 特徴 | ・業界最大手の総合型転職エージェント ・圧倒的な求人数の多さで、幅広い業界や職種の求人を取り扱っている ・転職支援に定評があるほか、専用アプリなども充実しており、転職活動を効率よく進めやすい |
ママテナではリクルートエージェントについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
>>リクルートエージェントについて詳しく紹介した記事はこちら!
doda

出典:doda公式サイト
続いておすすめするのが、dodaです。dodaは一度の登録で、自己応募が可能な転職サイトと、求人を紹介してもらえる転職エージェントの両方の機能を使えるのが特徴。求人検索の条件も細かく、より自分自身の価値観やライフスタイルに合った求人を見つけやすいでしょう。
| サービス名 | doda |
| 運営企業 | パーソルキャリア株式会社 |
| 求人数 | 20万件以上の求人(※2025年7月時点) |
| 特徴 | ・転職サイトと転職エージェントの両方の機能が一度の登録で利用可能 ・求人の検索条件が詳細で、最適な求人を見つけやすい ・年収査定や自己PR発掘診断などの独自コンテンツも充実 |
ママテナではdodaについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
マイナビエージェント 女性の転職

マイナビエージェント 女性の転職は、大手エージェントのひとつ、マイナビエージェントの中の女性向けサービスです。女性ならではの悩みに寄り添った親身なサポートが大きな魅力。保育業界から別業界への転職に不安を感じている人も、安心して使いやすいでしょう。
| サービス名 | マイナビエージェント 女性の転職 |
| 運営企業 | 株式会社マイナビ |
| 求人数 | 公開求人:約8万2000件+非公開求人:約1万5000件(※2025年7月時点) |
| 特徴 | ・女性ならではの悩みに寄り添った親身なサポートが魅力 ・異業種へのキャリアチェンジで不安を感じている女性でも安心して使いやすい ・20代~30代の女性におすすめ |
保育士におすすめの転職サイトに関連してよくある質問

ここからは保育士におすすめの転職サイトに関連してよくある質問を紹介していきます。疑問に思っていることがある人は参考にしてみてください。
未経験やブランクありでも保育士に転職できる?
未経験者やブランクのある人材も転職は可能。ただし、現役で働いている人に比べると、経験やスキルで劣ると考えられてしまう恐れもある点には注意しましょう。
未経験やブランクありの状態から保育士に転職するなら、記事内の「【未経験】の保育士向けの転職サイト」や「【ブランクあり】の保育士向けの転職サイト」の項目で紹介した転職サイトの利用がおすすめ。各項目をチェックして、自分自身に合う転職サイトを選んでみてください。
保育士向けの転職サイトとハローワークはどちらが使いやすい?
各都道府県ごとの求人を取り扱っているハローワーク。もちろん保育士向けの求人も保有しており、自分の居住地域に限った求人を見つけるときに使いやすいのが魅力です。
ただし、居住地域以外の求人を探したい場合や、手厚い転職サポートを受けたい場合は、転職サイトの方が使いやすいでしょう。なお、一口に転職サイトと言っても、それぞれ特徴が違います。ぜひ、記事内の「保育士におすすめの転職サイトの特徴を比較!」の項目も参考にしてみてください。
保育士向けの転職サイトに登録すると電話がかかってくる?
保育士向けの転職サイトに登録した場合、電話がかかってくることがあります。電話の理由は、転職エージェントサービスへの登録を促すため。頻繁に電話が来ると面倒に感じるかもしれませんが、転職活動をスムーズに進めたいなら、エージェントサービスは、利用しておいて損はないサービスです。
なお、登録したからといって料金を取られたり、無理に転職をすすめられたり、といったことはないので安心してください。
保育士が活躍できる一般企業ってある?
保育士から一般企業への転職は十分可能です。特に20代などの若い世代の場合は未経験からの挑戦でも、転職先が見つかりやすいでしょう。なお、記事内の「保育士は保育士以外にも転職できる?おすすめの転職エージェントも紹介」の項目では、保育士からキャリアチェンジしたい人におすすめの転職エージェントをピックアップしているので、参考にしてみてください。
保育士の転職におすすめの時期は?
保育士の転職では年度初め、4月1日付で入職というケースが多め。このため、転職活動をするなら4月1日の入職を目指して、その半年ほど前から活動をスタートするのがおすすめです。
まとめ
保育士の転職におすすめの転職サイトについて詳しく紹介しました。保育士は、需要が高まり続けている職業だからこそ、よりよい職場に転職したいという人や、未経験やブランクありの状態から挑戦したいという人も多くいると思います。ぜひ、今回の記事で紹介した内容を参考に、よりよい転職先を探してみてください。
(構成・文:ママテナ編集部)
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