転職サイトの利用法以外のさらなる注意点をチェック!

これまでは転職サイト利用時の身バレを防ぐための注意点を解説してきましたが、それ以外のシーンでも転職活動中であることがバレる恐れはあります。ここからは、バレるのを確実に防ぐためのさらなる注意点を解説するので、チェックしてみてください。
同僚・上司に転職活動をしていることを話さない
当たり前かもしれませんが、同僚や上司に転職活動をしていることを話さないようにしましょう。信頼できる相手だと思っていても、転職の意思を伝えれば、別の相手にバラされてしまうリスクはゼロではありません。
また、話しているところを別の同僚や上司が偶然聞いてしまう恐れもあります。噂話として広まり、気まずい思いをしないためにも、転職活動についての話を職場の人間にするのは止めましょう。
応募先の企業や転職エージェントからの連絡は社内で受けない
応募先の企業や転職エージェントからの連絡を社内で受けないことも大切です。例えば選考日程などについて電話の受け答えをしているときに、偶然通りかかった同僚に聞かれてしまう、メールの返信をしているときに件名などを見られてしまう、などのことからバレる恐れがあります。
応募先の企業や転職エージェントからの連絡はできるだけ自宅で対応するようにしましょう。なお、転職エージェントの場合は連絡方法や連絡時間、頻度について希望を出すことも可能。初回面談などの際に担当のキャリアアドバイザーに伝えるようにしてください。
SNSの利用にも注意する
応募先企業の採用担当者や転職エージェントのキャリアアドバイザーとSNSでつながるときも注意が必要です。
特にFacebookなどでは、共通の友達や学校、職場などで共通点のある相手が「知り合いかも」に表示されることがあるため、そこから友達追加のログがバレてしまうことも。転職活動に関連するやり取りはメールやLINEなどを使った方が安心です。
また、応募先企業やエージェントとのやり取りにSNSを使わない場合でも、個人アカウントのX、Threads(スレッズ)、Instagramなどへの投稿内容には注意してください。匿名や非公開アカウントであっても、閲覧されてしまう恐れはあるため、転職活動についての投稿は避けるのが無難です。
転職関連の日程は全て私用カレンダーへ!
応募先企業の面接日程などについて、現職のスケジュールとの兼ね合いから、会社のカレンダーに登録したくなるかもしれませんが、これもNGです。公開設定にしていれば上司や同僚に見られる可能性は十分あるほか、例え非公開にしていたとしても、カレンダーの画面を偶然見られてしまうという事態も起こり得ます。
「【理由④】会社PCからの利用で身バレ→社外で自分の端末からアクセスしよう!」で解説した通り、転職サイトの閲覧に会社支給の端末を使わないのと同様に、転職関連の日程も全て私用のカレンダーで管理するようにしてください。
万が一、会社にバレたらどうする?

ここまで転職サイトへの登録が勤務先にバレないようにするための方法を具体的に解説してきましたが、どんなに万全な備えをしてもバレる可能性はゼロにはできません。ここからは万が一、会社にバレた場合にどうすべきかを紹介します。
正直に転職希望を伝える
転職活動中であることがバレてしまったときにおすすめしたいのが、「正直に転職希望を伝える」という対応です。
ポイントは、現在の職場に対する不満など、ネガティブな転職理由を口にしない、ということ。例えば「将来的なキャリアアップを考えた結果」「新しい職種に挑戦したい」など、ポジティブな転職理由を伝えることで理解を得やすくなるでしょう。
市場価値を知るための利用だと伝える
転職活動中であるということをどうしても言いたくない場合は「市場価値を知るために利用している」と伝えるのもおすすめです。実際、企業からのオファーを受け取るスカウト型の転職サイトなどの場合は、具体的に転職活動をしていなくても、市場価値を知るために登録している、という人も多くいます。
どのような企業が自分の経歴に興味を持ってくれるか知ることは、たとえ転職しなくても、自身のキャリアの方向性を判断するためにも役立つもの。このため、あくまで市場価値を知るため、と伝えることに対しての違和感は少ないでしょう。
