結婚4年目。
よくカップルや夫婦に亀裂が走りがちと言われる「結婚式前」や「産後」に、大したケンカをせずに過ごしてきたうちの夫婦。
盲目になるほどラブラブというわけでもなく、かといって冷めきっている訳でもないのですが、これまで一週間以上ずるずると長引くケンカはしてきてないように思います。
どうしてうちは長引く夫婦ゲンカをしないのか、夫婦で振り返ってみました。
こんな雑誌とかこんな本とか買って研究してるくらい。
本当はおしゃれでシンプルな家に住みたいよー。
へ、へぇ〜…(雑誌から目を背けながら)
いや、でもさ、家が散らかってて、理想としてるおしゃれでシンプルな状態になっていなくても、それについて何も言わないじゃない。
普通は理想と現実にギャップがあると怒りを感じるはずなのにそこはどうしてなんだろう。
まぁ、自分とママの身の丈はわかってるからね。
例えばよく聞く話で
「うちの母はできていたのにどうしてお前はできないんだ」
みたいなことを言うモラハラ夫がいるというのがあるけど
自分の親とか、ドラマや小説の中の母を理想としてしまっていて現実の目の前にいるパートナーが見えてないからそうなるんだろうと思う。
ふむふむ、「理想」は一応あるんだけど、それよりも現実の方を見ているってこと?
昔CMであったけど"上を見ればきりがない、横を見たらあなたがいた"という感じ?
うーん、そうだなぁ…。
結局のところ、「夫婦は、家族はこうあるべきという理想」と現実のギャップが怒りを産むんだと思うけど、僕の場合は理想はある意味「目標」であって、「あるべきも」のではないんだよね。
今は理想に向かう途中だから、理想の状態になくても怒りは感じないという感じ。
それと、相手の行動については「本当はこういう風にしてくれたらすごく良いかもしれないけど、まぁこの人はこういう人だからこれはこれでOK〜」と言うよう感じで、諦めてるとか我慢してるわけじゃなくて、そのまま受け入れてる。
それはお互いにそうなんじゃない?
なるほど、それは確かにそうかもしれない。
私もパパがどうしてもソファで寝ちゃうの受け入れてる。受け入れてる。
あと、何かで読んだんだけど、女の人は怒りをコツコツ貯めるらしい。
だから、女の人が爆発した時にはもう取り返しがつかず、いくら宥めたりその時に怒っていることを解決しても最早過去の怒りは鎮火できないんだって。
はぁ〜…そういうもんかな。
あんまりピンとこないけど。
それは多分、ちかこさんがコツコツ溜めてる怒りを、僕がコツコツ崩すようにしてるからだと思う。
ほら、ママが寝落ちした翌日に食器が洗ってあったり、洗濯物がたたんであったりするでしょ。
「寝落ちする=疲れてる→イライラしやすくなる」という図式が成り立つと思ってるんだよね。
じゃあ、僕が寝る前にできる細かい家事をやっておけば、ママにイライラが溜まらないかなと思ったんだ。
ムスコが起きている時間に帰れない分、そういうところで挽回していこうと思ってる。
なんか小人の靴屋みたいだね(笑)
いやでも、翌朝起きて食器洗いからやるとなるとかなりげっそりするから、すごーく助かってるよ。
ありがとう。
最後に、世の中にはどうしても相手を負かしたい、傷つけてでも最終的に自分が優位に立っていたいという思考に陥ってしまう人もいるということについて考えたいんだけど。
お互いに相手より自分が優位に立つことが目的になってしまって、ケンカが終われなくなってしまうと言うパターンだね。
そうそう。
逆に考えたいのが、我が家がヒートアップしないのは、なぜなんだろうということです。
それは多分お互いケンカが下手だからだよ。
勝負して勝ち負けを決めるよりは、なんとなくみんないい気持ちで終わっておきたいというところがあるじゃない。
そもそもケンカというか争いが好きじゃないから、相手を打ち負かすよりは、「ケンカの元を断つ」方に力を入れるんだと思う。
あーそれはあるかも…。
そういえば以前ヒートアップしたときもゴリラがう○こ投げる真似して済ませたよね。
※↓お下品注意
…まぁ、このお下品なのが良いかどうかは置いておいて…。
相手に勝つためじゃなくて怒りを表現するためにこんな感じになったってことだよね。
そういう意味ではとりあえず笑える方向で終わらせようとするのも、ケンカしないとか長引かせないための秘訣かもしれないね。