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公開 2020年08月26日  

3.11も「いつもの朝」だった。子育てをしていた私の震災体験談 (1)

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2011年3月11日(金)―…その日の朝は、夫を玄関で見送り、息子を保育園に送り届ける…そんな、いつもの朝でした。
宮城県在住、イラストレーターであるアベナオミがおくる被災当時の体験談と防災アイディアの数々。多くの反響を呼んだ全8回の連載を再公開!


宮城県在住、

イラストレーターであるアベナオミがおくる

被災当時の体験談です。

「いつもの1日」のはずだった、3月11日

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東日本大震災発生当時、私は車の運転中。

夫は海に近い会社、1歳7ヶ月の長男は保育園。


揺れがおさまったので

すぐに息子を迎えにいきました。


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車を走らせ、今度は夫の会社に向かいましたが

停電で信号が止まり、どこも大渋滞。


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いつもなら通るはずの国道を避けたこと。

これが実は、私たちの命を救っていたのです。

知らず知らずに命拾いしながら

夫の会社の近くまで行きましたが

通行止めで夫と会うことはできず…。


あきらめて自宅アパートに帰りました。


※ この記事は2024年11月05日に再公開された記事です。

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