みなさんは「上士幌町」という町の名前を聞いたことはありますか?
読み方は「かみしほろちょう」。北海道の十勝地方にある町です。
こども園の利用料10年間無料化!?子育てに優しい「上士幌町」って知ってる?
7,635 View北海道のある町が最近注目を集めていることをご存知ですか?
「上士幌町」って読めますか?
日本一広い国立公園である大雪山国立公園の東側に位置し、東京23区がすっぽり入るくらいの広い土地の中で、約76%が森林地帯という自然豊かなこの町に、いま注目が集まっています。
過疎地域市町村の一つであり、近年人口が減り続けていたという上士幌町。
しかし、平成28年1月〜平成30年4月末時点で114人プラスとなり、約4年ぶりに人口が5,000人を超えたそうです。
人口増加のきっかけには、ある取り組みが関係しているそうです。
今回はいま注目の上士幌町についてご紹介します!
認定こども園の保育料を10年完全無料化!
その取り組みとは、町内にある認定こども園「ほろん」の保育料を10年間完全無料化したこと。
広々とした園内で、小学校就学前の0歳8ヶ月〜5歳の子どもたちがのびのびと過ごしている、認定こども園「ほろん」。
保育料が完全無料で、一見親の負担減を目的とした取り組みに思えます。
しかし「ほろん」の本当の魅力は、ただ「通いやすい」だけでなく、子どもにとっても親にとっても良い環境が揃っていること。
「ほろん」の取り組みの特徴は、「子どもたちがみんなで協力し合い、意欲的に物事に取り組めるようになること」を保育教育の目的に置いていること。
遊びや日々の暮らしの中でも、子どもたちが自発的に動けるよう設計されています。
また外国人講師が常駐し、子どもたちと日々のコミュニケーションを通じて、自然と英語に触れ合える環境も。
カナダ出身のヤン先生は、「上士幌町は町がとても綺麗で、空気も美味しく、一瞬でファンになりました」と言います。
「子どもたちも先生たちにも、とても優しく親切に迎えてもらえました。
カナダには幼稚園はありますが、ほろんのように0歳児から入れる施設は無いですし、このシステムは素晴らしいですね。
ぜひカナダにもほろんのような施設があるといいなと思いました。」(ヤン先生)
子どもたちもヤン先生のことが大好きなようで、一緒に歌を歌ったり絵本を読んだりと、子どもたちの目がキラキラと輝いています。
実際に子どもが「ほろん」に通っているというママからも、「家計に助かる」という声はもちろん、
「家では英語をやらせていないけど、自然と自分から話していていいなと思う」
「私の発音を違うって直されることもある(笑)」
など、子どもの成長を感じるよいきっかけになっているようです。
「ふるさと納税」で上士幌町を応援しよう!
上士幌町は乳用牛の飼養頭数が約1万9千頭(人口の約4倍)と、北海道の中でも有数の酪農王国。
その上士幌町でいま一番の注目スポット「ドリームドルチェ」のアイスクリームセットなど、新鮮な生乳を使った特産品をふるさと納税の返礼品として用意しています。
ふるさと納税の返礼品としては、100mlのアイスがたっぷり14個!
全部で14種類のフレーバーが届くので、どれにするか迷ってしまいますね。
アイスクリーム以外にも、「十勝ナイタイ和牛」や「十勝ハーブ牛」といった、ここでしか生産されていない北の2大ブランド牛など、返礼品ラインナップはとっても魅力的。
ぜひこの機会に、あなたのお家にぴったりの返礼品を探してみてくださいね。
「ふるさと納税」で支払う寄付金は町の振興全般に活用されますが、「観光」「農林業」「医療」など寄付金の使途を指定することもできます。
子育て・教育分野も指定することができ、上士幌町では全国でも先駆け的な「上士幌町ふるさと納税・子育て少子化対策夢基金」という基金に積み立て、認定こども園の10年完全無料化の予算にするなど、人々の暮らしに役立っています。
いきなり北海道に引っ越すのは難しい…という方も、「ふるさと納税」であれば手軽に上士幌町と関わることができるのでおすすめです。
上士幌町に興味が出た方は、ぜひ一度遊びに行ってみてくださいね。
日本一広い公共牧場の「ナイタイ高原牧場」で動物と触れ合ったり、「ぬかびら源泉郷」で汗を流したり。
夏は全国から数十機の熱気球が集まる「北海道バルーンフェスティバル」も開催されます。
きっと上士幌町の魅力を肌で感じられるはずです!
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